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孤独なカキの物語 恵比寿ガーデンプレイスで映画 62 光るもの [小説・孤独なカキの物語]

取り出した手には銀色に光るものが。
細身のナイフだ。
「そ、それはナイフ?」
黒ずくめが紫の唇を歪めて笑った。
「バカ野郎が。これはミニミニのダンビラだぜ」
「え、ミニミニのダンビラ??」
江戸川乱歩の小説ではおなじみのダンビラ。
ミニミニのダンビラは恵比寿ガーデンプレイスに降り注ぐ太陽の光を反射して、いくつもの星の光を煌めかせている。
その一つ一つがす巻きちゃんの心に深く刺さり込んで来る。
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