「ヤングブラック・ジャック」と「幸せになろうよ」の仲里依紗、圧倒的なポテンシャル。安寿ミラ。その２

手塚治虫の「ブラック・ジャック」がどれだけ素晴らしい作品であるか、ここでわたしがうだうだ書く必要もないだろう。分かりやすく、おもしろく、しかも深く、さらにヴィジュアル的にも精神的にもグロテスクな部分をが底流に流れており、「暗黒」を覗き見たいという人間の好奇心にも十分に応えている。しかしその映像化となると、あの「ブラック・ジャック」を誰が演ずるのかという大問題にぶつかるわけで、加山雄三なんてあなた、「ブラック・ジャック」と真逆のキャラクターを持った俳優が演じたりしてたこともあるな、などと思い出したりしたわけだが、実はわたしが今までに観た「ブラック・ジャック」で最もよかったと思うのは、映像ではないけれど宝塚で安寿ミラが演じたものだ。こけた頬、まったく無駄な肉のない引き締まった体型、鋭い眼差し、濃厚に漂わせる孤独感と孤高性・・。まずは申し分のない「ブラック・ジャック」だった。

タグ：アート 「ヤングブラック・ジャック」 仲里依紗 安寿ミラ

コメント 6

「ブラック・ジャック」はむつかしいと思います。
単行本でもよく読んでました。
ピンと来る人がいないです。
by pandan (2011-04-27 06:11) 

またマンガを読みたくなりました。
by pandan (2011-04-28 06:12) 

実写は難しいですね（￣ー￣）ふっ
by nano (2011-04-28 07:54) 

pandan様

２回もコメントありがとうございます（笑）
ちょっと投稿のミスで・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2011-04-28 08:32) 

nano様

特に手塚作品はインパクト抜群ですからね・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　RUKO
by 末尾ルコ（アルベール） (2011-04-28 08:33) 

あの役は難しいのでしょうね
連休に読みなおしちゃうかもです
by ねこじたん (2011-04-28 08:55)