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比較するべきではないけれど…映画版&テレビ版「幸福の黄色いハンカチ」高倉健と阿部寛  [生と死のためのアート]


映画版 「幸福の黄色いハンカチ」
テレビ版「幸福の黄色いハンカチ」

高倉健。
阿部寛。
まず何が違うかというと、「存在する姿」。
それが違い過ぎるのだ。
高倉健の背中を映す。
横顔を映す。
ロングで全身を映す。

要するに高倉健は「存在する姿」だけであらゆることを想像させる。
高倉健は「重い」のだ。
その「重さ」は過去に殺人を犯したという人間だという設定に何の違和感も持たせない。
しかもその殺人は単純なものではなくて、人間一人の人生を揺さぶるような何かがあっただろうことさえも予感させる。
高倉健は「存在する姿」だけで既にあらゆるドラマが含まれている。
阿部寛の場合はいくら不精髭を生やしたところでとても「過去の殺人」など想像できないのだ。


♦ 「言葉」による革命 ♦  わたしは強く提唱する、「革命」に参加を!

        革命家 末尾ルコ(アルベール)

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