SSブログ

印象 「サラの鍵」 [生と死のためのアート]

「フランス現代史の恥辱」とされる歴史的事象の一つとして知られるヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件を題材とした映画がここ数年日本でも立て続けに公開されている。
「黄色い星の子供たち」と「サラの鍵」だ。
どちらも観応え充分の作品。
同じ事件を扱っているだけに似たような描写もある。
凄いのはどちらの作品も「フランス現代史の恥辱」とされるヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件を扱いながら中身の濃いエンターテイメントとして成立している点。
自由、そして人権への蹂躙に対して戦う人々の姿にはカタルシスさえ感じる。


nice!(27)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 27

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0