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丸谷才一氏死去。「ユリシーズ」翻訳。プチレッスン。 [生と死のためのアート]

[スペード]丸谷才一氏がお亡くなりになりました。
わたしは丸谷氏の熱心な読者ではありませんが、ジェイムズ・ジョイスの翻訳に関してはただただ「凄い」としか言いようがなく、特に「ユリシーズ」の翻訳はそれだけで日本の文化を計測できるほどレベルアップしたのではないかと思っています。
「ユリシーズ」はよほどの文学好きでも容易に読みこなせるものではありませんが、数ページ目を通すだけでも「ああ、こんな世界があるんだ」と驚嘆させてくれます。
ジェイムズ・ジョイスの世界に無縁だった方はぜひ一度、1ページだけでも目を通してみ
ることをお薦めします。

丸谷才一氏のご冥福をお祈り致します。

[スペード]プチレッスン

次に挙げた作品で、ジェイムズ・ジョイスのものでないのはどれでしょう?

「ダブリン市民(ダブりナーズ)」
「フィネガンズ・ウェイク」
「予告された殺人の記録」
「若き芸術家の肖像」

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