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〈「言葉」による革命〉・・・重さとおもしろさ。「それでも夜は明ける」ルピタ・ニョンゴと「ヘルプ 心がつなぐストーリー」エマ・ストーン、ジェシカ・チャステイン。2014年4月26日 [「言葉」による革命]

●2014年アカデミー賞作品賞受賞の映画「それでも夜は明ける」はもうご鑑賞されましたでしょうか?
「自由黒人」として相当高いレベルの人生を楽しんでいた主人公が誘拐され、12年間に渡って奴隷として生きざるを得なかったという米国史の暗部を描いた作品であり、アカデミー助演女優賞を獲得したルピタ・ニョンゴは一躍「2014年のヒロイン」となりました。
演技も凄いけれど、スクリーンに映った瞬間の目の光が凄まじいんです、ルピタ・ニョンゴは。
「それでも夜は明ける」という作品自体、監督のステイーヴ・マックイーン始め、制作に関わった人たちの並々ならぬ人間的力を集結して完成させた映画であることは間違いないですが、特に作品の持つ「肉体性」には圧倒させられます。
「人間の肉体」が大スクリーンから迫って来るんですよ。
この辺りも今の日本映画に欠けている部分ではないでしょうか。

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