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映画「魔女と呼ばれた少女」の怖い「霊」の現れ方。小松左京「くだんの母」は今でも怖い? [吉高由里子]

[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[黒ハート]

[黒ハート]「末尾ルコ 会話芸術」
[黒ハート]「末尾ルコ 革命広場」

「言葉」「会話」「コミュニケーション」「話し方」・・・「美」

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ボキャブラリーを徹底的に増やす。
そして会話力話題力・コミュニケーション能力強化。
さらに上を。

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[スペード]俳優など「表現者」を育てるのは、最終的には「よき鑑賞者・支持者・ファン」です。

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●「魔女と呼ばれた少女」(キム・グエン監督)という映画があります。
コンゴ内戦のさなか、反政府軍のゲリラに仕立て上げられた少女が主人公。
残忍に過ぎるコンゴ情勢の中、少女コモナ(ラシェル・ムワンザ)はマジック・ミルクという幻覚剤を用いて「霊」の姿を見るようになる。
少女の「見霊能力」を知った反政府ゲリラのボスは。その力を利用しようとし・・・。

というストーリーで、政府軍であろうが反政府軍であろうが、アフリカ各地で生じている内戦の残忍な内実が適宜語られて行きます。
そうした映画全体を貫くメッセージ性も観応えありますが、少女コモナの見てしまう「霊」の描写がなかなかおもしろい。
こけ脅しの演出ではなく、

「ただそこにいる」

んです。
「霊」と言ってももちろん「幻覚」であるはずなのですが、鑑賞者は必ずしも「幻覚」と決め付ける必要はないと思います。

「ただそこにいる」

その存在の風体は、体中灰色がかった白にペイントされており、目も白い。
この存在が、

ふ と出て来た時には、ギクッとする。

無駄に予算を掛けてお化け屋敷じみた演出をするよりもずっと恐怖感を味わえます。

●小説で「怖さ」を味わうためには、「どっぷりと物語に浸る」時間が必要で、さらに言えば、「物語に入り込める」メンタリティになっているか否かで同じ小説を読んでもまったく違って来る。
忙しい時にちゃちゃちゃちゃちゃあ~と読み飛ばしても怖い気分は味わえないですね。
それと「読む時期」は重要です。
例えばわたしは、ティーンエイジャーの頃に小松左京の「くだんの母」や筒井康隆の恐怖小説などでなかなか怖い思いをした記憶がありますが、今読んでどう感じるか。
それは分かりません。
興味はありますがね。

「吉高由里子を映画館で観よう!」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう!それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」


推薦映画

ジェニファー・ローレンス主演「ウィンターズ・ボーン」(かなりヴァイオレンス)
ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」(すごくヴァイオレンス)
末尾ルコは、レア・セドゥ主演「アデル、ブルーは熱い色」(配給 コムストック・グループ)を大応援しています!
「アデル、ブルーは熱い色」は、2014年4月5日より、BUNKAMURAル・シネマで日本公開

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