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〈「言葉」による革命〉・・・夏だ!塩野七生の筆致と惚れ込んだカエサル、そして「座右の書」となる「ガリア戦記」に、2014年7月19日 [「言葉」による革命]

●塩野七生はいかに自分が好きでも「盲目的絶賛は決してしない」という知性のラインを持っていますし、文章のあらゆる細部からもそれがよく感じ取れるんですが、しかし何だかんだでハンニバル、ユリウス・カエサル、オクタヴィアヌスの3人には惚れ込んでいるようなのですね。
オクタヴィアヌスに関しては「軍事的才の無さ」や「いささか実務的才が勝り過ぎていること」などを強調しながらも、その冷酷なまでの仕事の徹底ぶりには感嘆している。
ハンニバル、ユリウス・カエサルに関しては、内心「ベタ惚れ」ながら、出来る限り(オクタヴィアヌスの政務のように 笑い)冷静な筆致を保とうとしているのがよく分かります。

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