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〈「言葉」による革命〉・・・「花子とアン」の木村彰吾→「黒沢一史」と飯田基祐「葉山昌貴」に、あなたは何を見た?2014年9月25日 [「言葉」による革命]

●「花子とアン」で嘉納伝助宅に出入りする新聞記者。
木村彰吾が演じる「黒沢一史」ですが、白蓮がかけおちし、その際、夫伝助に宛てて書いた手紙が本人も意図せずに新聞へ載ってしまった。
これは当時日本を揺るがせた「白蓮事件」をベースにしているわけですが、「花子とアン」の中では怒り心頭した伝助が対抗しようと新聞記者を前に「蓮子に対する思い」を語るわけです。
しかし無教養な伝助が「逃げて行った、そもそも愛情も何もない妻」に対して語る言葉は黒沢一史にとってとてつもなく惨めに聞こえるものだった。
黒沢は異を決して「このようなコメントを新聞へ掲載すべきではない」と進言する。
伝助もそれを受け入れるが、黒沢の同僚などの独断で「新聞を売るために」伝助のコメントは掲載されてしまった。
そして黒沢は新聞社を辞める・・・。
どうお感じになります?
わたしは「ジャーナリスト」を標榜するのであれば、黒沢のような反応は当然だと思いますよ。
その意味ではゴミ報道、ゴミ番組を乱発するテレビ局の社員はもっと「辞める」人間が出て来るべきだけれど、もちろんテレビ局にいるだけで「高給エリート」のつもりのあっぽちゃんたちにそんな意識を望んでも虚しいところです。
はい。

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つむじかぜ

ジャーナリズムの危機を憂う。
まぁ、テレビをジャーナリズムと思わなくなって久しいが。
by つむじかぜ (2014-09-25 14:21) 

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