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〈「言葉」による革命〉・・・ワウリンカに勝ったテニス錦織圭は侍的か?2014年11月28日 [「言葉」による革命]

●テニス錦織圭は侍的か?
2014年全米オープンで大活躍した錦織圭ですが、準々決勝で同年全豪優勝者であり、世界ランキング4位のスタニスラス・ワウリンカを破った時の姿が印象的でした。
錦織がランキング11位ですから、「相手は格上だけど勝手も不思議ではない」が、「快挙である」です。
ワウリンカ戦はフルセットまでもつれこむ、どちらが勝ってもおかしくない激戦でしたが、錦織はその前の試合も接戦で勝利を収めています。
テニスのトーナメントは過酷なもので、シングルスは「一人で」厳しい日程を戦わねばならない。
トーナメントだから「負けたら終わり」で、男子は一試合5時間以上かかる場合も珍しくない。
技術はもちろん、心身の管理が余程でないととてもじゃないが勝ち抜けません。
ワウリンカに勝利した時の錦織の姿が印象的でした。
相手は格上。
しかも同年の全豪チャンピオンである。
そして勝利した場も、「全米オープン」と言う特別な大舞台だ。
もっと感情を爆発させるかと思ったけれど、あにはからんや、顔には安堵の微笑、腕はほんの少しのガッツポーズ。
非常に控えめな喜びの表出であり、わたしは時宜を得た派手なガッツポーズはまったく否定しないけれど、その時の錦織の控えめ加減はとても好ましく感じました。
そう、(ああ、侍っぽいなあ)、とも。


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