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〈「言葉」による革命〉・・・映画「ヴィクトル・ユゴー 笑う男」の麗しいクレスタ・テレ。2014年12月19日 [「言葉」による革命]

●いやはや。
WOWOWって、日本の文化度アップに大いなる貢献をしているかも。
未公開の優れた映画を放送してくれるのですが、本当に充実しています。
「カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇」も観応えたっぷりだったけれど、これまた楽しく観ることができたのが「ヴィクトル・ユゴー 笑う男」です。
タイトル通り、ヴィクトル・ユゴー原作の映画化。
監督はジャン=ピエール・アメリス。
出演が、ジェラール・ドパルデュー、マルク=アンドレ・グロンダン、クリス多・テレ、エマニュエル・セニエら。
この映画、製作費をかけた割にはフランスでヒットしなかったらしいですが、おもしろいです。
映画らしい映画になっている。
と言うのは、どうにもこのところの多くの日本映画が、前からそんな傾向はあったけれど、映画的快感が得られない、映画やらテレビドラマやら分からない作品が多く、15分ほど観たら、「もうけっこう!」となることがよくある。
そもそも「画作り」が締まりがない作品が多すぎる。
と、いうことで、「ヴィクトル・ユゴー 笑う男」は「画作り」だけでも映画として十分楽しませてくれます。
無声映画時代を意識した演出も実にいい。
そしてフランスと言えば、「魅力的女優の底なし沼」。
こんな底なし沼ならどんどん沈んで行きたいねえ。
というところで、「ヴィクトル・ユゴー 笑う男」のクリステン・テレのクラシカルかつキュートな美貌にも目を奪われます。

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