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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~前田敦子と大島優子が女優として「いい滑り出し」をしている理由。2015年4月9日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする講座」~前田敦子と大島優子が女優として「いい滑り出し」をしている理由。

秋元康が嫌いです。
という話はさて置き、当ブログを定期的に訪問してくださっているあなたは、わたしがAKB的現象に対し一貫して批判的だということはご存知でしょう。
アイドルとかアイドルグループとかが何もかも悪いと言っているのではなく、AKB的現象の蔓延に対して批判的なのです。
それをまた「学者」「識者」とかがもっともらしく解説したりして。
基本的には馬鹿馬鹿しいだけ。
という話はさて置き、AKB48を「卒業」して「女優」となった二人が意外にも映画界で高評価ですね。
前田敦子と大島優子です。
で、いかにAKB的現象に批判的な私でも、「本当によくなったもの」は素直に認めます。
例えば大島優子がいくつか助演女優賞を獲得した「紙の月」。
確かにこの作品の大島優子は「悪くない」あるいは「けっこういい」。
そして前田敦子がっぽり主演の「もらとりあむタマ子」。
これは「かなりいい」。
この2作品の前田敦子、大島優子の「よさ」は何かわたしなりに考えてみて、だいたい分かりました。
詳しく書けば長くなるのでここではひとことで表現しますと、「適材適所」です。
しかも前田敦子、大島優子ならではの「適材適所」。
さらにその作品が力のある監督によるものであり、現に「いい作品」になった。
こうしたことは案外起こらないものです。
特に邦画に「いい作品」が少なくなっている昨今では。
前田敦子と大島優子に関しては、運も大きな味方となって女優の道を滑り出していると言えます。

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ねこじたん

前田さんが映ったとき
なぜだか キンタロウにみえてしまう
今日この頃
by ねこじたん (2015-04-09 19:20) 

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