〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その2。2015年5月14日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]
●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その2
その時、はちきんは言った。
「あてい・・・あてい、負けんぜよ!!」
ここでリアルな現代土佐弁について解説しよう。従来「あてい=わたし」である。女性が使う一人称代名詞なのだが、わたしは生まれてこの方、高知で自らを「あてい」と呼ぶ女性を見たことはない。ちなみに筆者(末尾ルコ)は男性だが、時にギャグで自らを「あてい」と言う。「負けんぜよ!!」の「ぜよ」は土佐弁として全国的に最も知られたものに違いない。2015年に死去した宮尾登美子原作「鬼龍院花子の生涯」を五社英雄が映画化した作品で主役を演じた夏目雅子が口にした「なめたらいかんぜよ!」は当時日本全国を席巻した。が、リアルな現代土佐弁では「~ぜよ」を「なめたらいかんぜよ!」的に知擁することはあまりない。
その時、はちきんは言った。
「あてい・・・あてい、負けんぜよ!!」
ここでリアルな現代土佐弁について解説しよう。従来「あてい=わたし」である。女性が使う一人称代名詞なのだが、わたしは生まれてこの方、高知で自らを「あてい」と呼ぶ女性を見たことはない。ちなみに筆者(末尾ルコ)は男性だが、時にギャグで自らを「あてい」と言う。「負けんぜよ!!」の「ぜよ」は土佐弁として全国的に最も知られたものに違いない。2015年に死去した宮尾登美子原作「鬼龍院花子の生涯」を五社英雄が映画化した作品で主役を演じた夏目雅子が口にした「なめたらいかんぜよ!」は当時日本全国を席巻した。が、リアルな現代土佐弁では「~ぜよ」を「なめたらいかんぜよ!」的に知擁することはあまりない。
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