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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その51。プチ土佐弁講座付。2015年10月2日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その51。プチ土佐弁講座付。

さて読者諸氏は、次のはちきんと玉井たまるか子の白熱したやり取りをご記憶だろうか?

「それよりおんしゃあ、急に入ってくるなやと言うちゅうろうが!」
「だっておやびん、ドアを叩いたに返事がないがやも」
「ええかや、たま公!親しき仲にも・・・ちいぱっぱや!あていが返事してから入るがが当然ながぜよ!」
「うん、分かった、おやびん。ほんで今から遊ぼうよお~」
「ああ?おんしは何言いゆうがぜよ!あていは忙しいがが見て分かるろうがえ!」

この会話の中に現れている土佐弁について解説しよう。

1「おんしゃあ」→「おまえ」
「おんし」と言うより荒々しく、勢いがある。
普通女性は使わない。
・「言うちゅうろうが!」→「言ってあるだろうが」
「ちゅう」と「にゃあ」は様々な表現で入り込んでくる。
「ちゅう」と「にゃあ」を使いこなせるようになるか否か?
もっとも、女性は普通「にゃあ」は使わない。

前記会話中、他にも現在土佐弁表現は出ているが、それらの解説は後日に譲ろう!

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