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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「人間美学論」~「言葉に詰まる」井浦新の素晴らしさ。そして「庭を創る」ということ。2015年12月14日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「人間美学論」~「言葉に詰まる」井浦新の素晴らしさ。そして「庭を創る」ということ。

作庭家・日本庭園史の研究家 重森三玲は「しげもり みれい」と読み、1896年生まれで、1975年に死去して、そんな重森三玲。
「日曜美術館」で井浦新は重森三玲について、やはり耳をそばだてるような言葉を発したわけではない。
「井浦新 アジアハイウェイを行く」でアゼルバイジャンのバクーを訪ねた後、井浦新は必至で言葉を探し、なかなか上手く見つからず、結局「バクーは疲れる都市だ」という意味の話をした。

井浦新はそれでいいのだと思う。
それはわたしたちが井浦新の知性・感性に信頼を抱いているからであり、その表情、佇まい、「言葉がなかなか出ない様」も、十分に感情が伝わってくるからだ。

つまり、

「言葉」は「立て板に水でいかにもという表現」を連発すればいいというものではなく、時にそれは「悪い」。

さてところで、
わたしたちは「庭」を作るべきなのです。
「箱庭」でもいい。
一つとても重要なのは、

「宇宙を意識する」こと。

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