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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~わたしは何故、映画「ポンペイ」の後にすぐ「燃えよドラゴン」を観たのか?2016年1月3日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの知性・感性を徹底的に鍛える」講座~わたしは何故、映画「ポンペイ」の後にすぐ「燃えよドラゴン」を観たのか?

「ポンペイ」という映画がありまして、これがあまりにつまらなかったもので、口直しにブルース・リーの「燃えよドラゴン」を観たました。
ブルース・リーの映画史上突出したカリスマ性に関して今更他言を要す必要はないけれど、あの体型、あの動き、あの顔・・・映画の作りが相当に滑稽であってもブルース・リーの姿さえ出れば目を奪われる、ずっと観ていたくなる。
一体何がブルース・リーをこの世界に遣わせたのだろうか?

で、「ポンペイ」は「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督で、わたしは「バイオハザード」がダメだけれど、「ポンペイ」はローマ帝国時代の話なので鑑賞してみた。
しかも名にしおうヴェスビオス火山大爆発、ポンペイ滅亡の話である。
が、ローマ帝国の雰囲気はそこそこ楽しめたものの、全体としてはまるでダメ。
そもそも主人公のケルト人剣闘士マイロは「極めて強い」という設定のはずだがまるでそうは見えない。演ずるは キット・ハリントン。
今のところテレビシリーズで活躍しているというが、「今のところ」映画の主役としては完璧に役不足である。
特に「ポンペイ」のように「とても強い剣闘士」という無理な設定は言うまでもなく、演技、表情の出し方など、スクリーンをひっつぱる力は「今のところ」まるでない。

というような作品を90分以上観てしまった者で、ブルース・リーのような「真の映画スター」を観たくなったわけなのです。

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青の風画

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

by 青の風画 (2016-01-03 00:31) 

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