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末尾ルコ詩D「猫、Passion、勇気」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その89。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「読書であなたの世界を変える」講座~久々にジョルジュ・バタイユ「眼球譚」「マダム・エドワルダ」の爽やかな変態と悪徳を堪能! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、Passion、勇気」篇。

「猫、Passion、勇気」

原題は「La Passion de Jeanne d'Arc」たる「裁かるるジャンヌ」。
「Passion」は
「情熱」と
「受難」の
意味を持つって
当然だけど、
きっとご存知ない方もおられるから
書き留めておくことも
価値のないわけではない。

「Passion」
「情熱」
「受難」

さあ、
勇気が湧いてきたでしょう?

ぼくの素敵なネコのためなら
どんな勇気でも発揮可能さ!

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その89。プチ土佐弁講座付。

さてここで小説中登場人物によって発せられた土佐弁の解説をし、そのいかした使い方をレッスンしよう。
今回はA MAXで買い物中のはちきんが心で呟いた次の台詞。

(お~の、めったよ!こりゃ列を替わった方がましかにゃあ~)

標準語に直訳すれば、

(ああもう、参ったなあ!これは列を替わった方がましかなあ~)

である。
もっとも現代高知の女性は「めった」「にゃあ~」はほとんど使わない。
主に男性が使う表現だが、はちきんは別なのである。
「めった」も「にゃあ~」も男性の使う言葉としては非常に頻度が高い。

例えば次のように使ってみよう。

「お~の、テストで0点取って、めったよ!もっと勉強しちょいたらよかったにゃあ~」


※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「読書であなたの世界を変える」講座~久々にジョルジュ・バタイユ「眼球譚」「マダム・エドワルダ」の爽やかな変態と悪徳を堪能!

2015年にジョルジュ・バタイユの「眼球譚」「マダム・エドワルダ」を本当に久々に読み返したんです。
言わずと知れたフランスの哲学者ジョルジュ・バタイユ。
わたしは高校時代に初めて「眼球譚」「マダム・エドワルダ」 を読んだのです。
ジョルジュ・バタイユの「眼球譚」「マダム・エドワルダ」は割と近所の本屋などにも普通に置いてました。
最近は「近所の本屋」という存在が少なくなってきてますからね。
東京など大都市の大きな書店なら今でもジョルジュ・バタイユとか問題なく置いてるでしょうが、これはある程度仕方ないことかもしれないけれど、ある種の本の売れ行きが東京と地方ではまったく違う傾向になってしまう。
日本が人口減の社会となり、「東京」と「地方」の比較や対立構造が今後さらに浮き彫りにされてくるでしょうが、確かに地方には東京にないいい要素が多くあるけれど、例えば映画とか音楽とか書物の話をしたくても周囲になかなかその相手がいないという現実はしっかり見据えていなければなりません。

ところでジョルジュ・バタイユの「眼球譚」「マダム・エドワルダ」ですが、そりゃもう性欲と悪徳まみれのハチャメチャ小説・・・のように感じるけれど、爽やかなんですね、これが。書かれている内容はとんでもない、繰り返しますが、性欲と悪徳、さらに言えば変態性欲まみれ。
ところが「乾いた笑い」に満ちていて、しかも下卑切らない。
ジョルジュ・バタイユならではの芸当と言えましょう。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。


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