〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その102。プチ土佐弁講座付。2016年3月3日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]
●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その102。プチ土佐弁講座付。
▲「帯屋町と薊野で漂流」
「うわあ!時計屋や!時計屋や!!」
大西時計店を目前にしたパオパオコロっ子が叫んだ。
「ああ!かっちょえい時計がいっぱいあるでえ!100円で買えるかにゃあ!?」
別のはちきんキッズが騒ぎ出す。
「あほう!今は108円よや!」
と恥の上塗りを叫ぶまた別のはちきんキッズ。
しかしはちきんは「そのくらい」のことは知っている。
大西時計店が百円内外の時計を売る店ではないことくらい。
行進後方でどっと冷や汗を吹き出すはちきん。
(お~の、こいたあらあ、恥かかせるなちや!だいたいそんなこと言いよったら、おんちゃんらあが怒りにくるじゃいか!ああ!いかん!コロっ子が店へ入りかかっちゅうじゃいか!)
※この小説は(もちろん)フィクションです。
※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!
▲「帯屋町と薊野で漂流」
「うわあ!時計屋や!時計屋や!!」
大西時計店を目前にしたパオパオコロっ子が叫んだ。
「ああ!かっちょえい時計がいっぱいあるでえ!100円で買えるかにゃあ!?」
別のはちきんキッズが騒ぎ出す。
「あほう!今は108円よや!」
と恥の上塗りを叫ぶまた別のはちきんキッズ。
しかしはちきんは「そのくらい」のことは知っている。
大西時計店が百円内外の時計を売る店ではないことくらい。
行進後方でどっと冷や汗を吹き出すはちきん。
(お~の、こいたあらあ、恥かかせるなちや!だいたいそんなこと言いよったら、おんちゃんらあが怒りにくるじゃいか!ああ!いかん!コロっ子が店へ入りかかっちゅうじゃいか!)
※この小説は(もちろん)フィクションです。
※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!
コメント 0