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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「バレエに対する愛」~2015年世界バレエフェスティバル、そこにイザベル・ゲランはいた。2016年3月21日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「バレエに対する愛」~2015年世界バレエフェスティバル、そこにイザベル・ゲランはいた。

バレエ、観てますか?
まあ海外の一流バレエ団の来日公演はかなり高額なので、どなたにも「バレエを観に行きましょう!」とは言えないけれど、まずはぜひ映像で観てください。
ネットをそういうことに使わずにどうするか、です。
ゲームやSNSばかりに時間を費やしていてはいけませんよ!
ちなみに2015年世界バレエフェスティバルS席の値段は2万6千円。
これを高いと感じるか安いと感じるかは各人の経済状態にもよりますが、はっきり言って高い。
本場のパリなどではずっと安く鑑賞できます。
もちろん「来日してもらう」わけだから、その分様々なお金が生じるのは仕方ないけれど、バレエだけでなく、日本は映画代もCD代も高いですからね。
でもオペラの方がまだずっと高額の公演がある。
2015年世界バレエフェスティバルも素晴らしいものでした。
しかし「会場運営」などには非常に残念なことがあった。
これはまた問題提起していきます。

2015年世界バレエフェスティバルの目玉は、多くのバレエファンにとって、「イザベル・ゲラン」の復帰でしょう。
よもやまた「生で踊るイザベル・ゲラン」を観ることができるとは思っていなかった。
現役時代の「戦友」とも言えるマニュエル・ルグリとパトリック・ド・バナと「フェアウェル・ワルツ」を踊ったんですが、ステージへ姿を現した瞬間に鳥肌が立った。
かつてと何ら変わらないすらりとした優雅なプロポーション。
そしてイザベル・ゲランの一番凄いのは、「感情の表出」です。
歩を進めるだけで「人生」が濃厚に漂い始める。
この境地は確かに現役のエトワールにはないものです。

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pandan

連休最終日いいお天気になりそうです。
by pandan (2016-03-21 05:43) 

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