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末尾ルコ詩D「猫、ハレプ」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その125。プチ土佐弁講座付。ルコ「スポーツ美学論」~ルーマニアとシモナ・ハレプについて語る! [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、ハレプ」篇。

「猫、ハレプ」

朝、まだハレプとアザレンカの
決着はついてなかった。
前の日から読んでいた
ル・クレジオの文庫を開き、
雨で再開した
ハレプとアザレンカの死闘を見守る。

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
雨を止ませる力を身に付けたいほどさ!


●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その125。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

「のう、ヘンなぼっちゃんよ。あんたも人気者やというがは分かった。けんど物事には順番というものがあってのう、はちきんの方があんたよりもうちっと人気者ながよ」
「え?でもヘンなぼっちゃんが人気者だよ」
(・・・ふうむ)
 さすがのはちきんもどうも話がかみ合っていないことに気がついた。
(そうか、ヘンなぼっちゃんはまだまだお子様ながや。それとかなりバカかもしれん。ほんならそれなりの対応があるわにゃあ)

 と、はちきんは自分もちょいちょい「はちきんて、馬鹿じゃない?」などと言われることをさしおいて、ヘンなぼっちゃんを見切った気分になったようである。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「スポーツ美学論」~ルーマニアとシモナ・ハレプについて語る!

わたし以前ルーマニアについていろいろ興味を持っていまして、「ルーマニア語入門」的は本も買ったんですが、ネットもない時代、高知にいては直にルーマニア語に接する機会もなく、「まともに学習した」とは言い難い状況で断念しました。
ルーマニアと言えば、歴史的には「吸血鬼ドラキュラ伯爵」のモデルとなったとされるヴラド・ツェペシュが有名ですが、現代では「白い妖精」体操のナディア・コマネチの満点演技が世界を驚愕、魅了させました。
そして東ヨーロッパの脱共産化の際に独裁者チャウシェスクが捕らえられ、夫人とともに銃殺に処された映像も衝撃的でした。
チャウシェスクはその恐怖政治が広く暴露される以前は「東欧共産圏の中でソ連に抵抗する英雄的指導者」のような見られ方もしていたんですね。
ソ連がボイコットしたロサンゼルス五輪の時、ルーマニアは参加。
開会式でルーマニア選手団が入ってきたときの大歓声は今も耳に残っています。
当ブログでもちょいちょい書いていますが、そのロス五輪女子体操個人総合も熾烈かつドラマティックな戦いとなり、ルーマニアのエース エカテリーナ・サボーが米国人の熱狂的声援に後押しされたメアリー・ルー・レットンに敗北。
ソウル五輪女子体操では非常に魅力的な二枚看板ダニエラ・シリバシュ、アウレリア・ドブレを擁したルーマニアでしたが、まるで政治家のような容貌のシュシュノワ率いるソ連に惜敗。
個人総合最終種目でシュシュノワに金メダルを浚われたシリバシュの涙は忘れられません。

と、ルーマニアの話を持ち出したのは、現在恐らく世界で最も有名なルーマニア人、女子テニスのシモナ・ハレプについて、ぜひテニスに興味のない方にも知っていただきたかったからなのです。

シモナ・ハレプ。
はい、口に出して読んでくださいね!

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター。」でもありません。

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