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末尾ルコ詩D「猫、アイ」篇。『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その127。プチ土佐弁講座付。末尾ルコ「映画と文学で、あなたの人生をより強く美しくする」講座~映画「ムード・インディゴ うたかたの日々」とボリス・ヴィアン「日々の泡」でフランス文学。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、アイ」篇。

「猫、アイ」

ミズヒキと アカソとアイと ツルマメや
ツルマメや アイとアカソと ミズヒキと


ミズヒキと アカソとアイと ツルマメや
ツルマメや アイとアカソと ミズヒキと

ミズヒキと アカソとアイと ツルマメや
ツルマメや アイとアカソと ミズヒキと

・・・・・・

ぼくの素敵なネコ!
雑草ってよく見ればとても綺麗だ!
君もきっとそう感じるでしょう!!


●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と
呼ばれる女』その127。プチ土佐弁講座付。

『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その127。プチ土佐弁講座付。

「証拠はある」と言い出したヘンなぼっちゃんにはちきんは動揺する。
(人気者の証拠ち・・・。いったい何やろう。そう言えば、あていは何か人気者の証拠を持っちょったかにゃあ・・・)
もちろん持ってないのである。
ふと考えた。
(あていが「人気者の証拠を見せろ!」と言われたら、どうしたらえいろう。お~の、そういうこともあるかもしれんちや。考えちょかないかんにゃあ・・・)
さらに思い付いた。
(・・・うふむ。ここでヘンなぼっちゃんに「その証拠、見せてみいや」と言うて、動かぬ証拠を見せられたらどうしょう・・・。けんど話の流れから言うて、そう言わんわけにはいかんし・・・)
どうです、このはちきんの浅い部分での思考は?


※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!

●末尾ルコ「映画と文学で、あなたの人生をより強く美しくする」講座~映画「ムード・インディゴ うたかたの日々」とボリス・ヴィアン「日々の泡」でフランス文学。

ボリス・ヴィアンはフランス文学好きなら当然知らない人はいないでしょうが、フランス文学好きという人たちはたいがいフランス文学の大方を知っているもので、逆に言えば現在ボリス・ヴィアンを知っていればその人はまず間違いなくフランス文学好きだと想像していいでしょう。
特にフランス文学好きでなくてもフランス文学を齧る人が日本にはけっこういたのですが、もうそんな時代は遠く過ぎ去りました。
アルベール・カミュの「異邦人」くらいまでですかねえ、フランス文学好きでなくても多くの日本人が読んだフランス文学は。
ジャン・フィリップ・トゥーサンの「カメラ」や「浴室」が一般書店でも多く見られた時期もあったけれど、長くは続かなかった。
トゥーサンもけっこう前ですよね。
アメリ・ノトンの小説なんか実に面白いけれど、日本では知られてないでしょう。

なんて話をしているのは、ミシェル・ゴンドリー監督の映画「ムード・インディゴ うたかたの日々」が案外おもしろかったから。
「案外」というのは、ゴンドリーの作品ってあまりわたしの好みではなかったし、ボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」を(どう映像化するんだ?)と、少しでもあの小説を知ってる人なら首を捻るでしょう。
まあ「その通り」映像化できるわけもない。
シュールな表現満載の小説ですから。
映画についてはフランス国内でもかなり賛否分かれた批評が出ていました。
ただ一本の映画としてはなかなかおもしろかった。
ボリス・ヴィアンの原作は「うたかたの日々」「日々の泡」、二つのタイトルで邦訳が文庫本になっています。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター。」でもありません。

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