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末尾ルコ詩D「猫、モディアノ」篇。末尾ルコ「エキサイティングな読書論」~「歴史読本」廃刊と「ダンス・マガジン」の写真について。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、モディアノ」篇。

「猫、モディアノ」

モディアノの
「地平線」を開けると、
数ページ、
飛び込んで来る言葉が、

モールスキン
暗黒物質
愉快な一団

美しく
妖しい

・・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
いつも最高に美しい言葉を用意するつもりさ!

●末尾ルコ「エキサイティングな読書論」~「歴史読本」廃刊と「ダンス・マガジン」の写真について。

2015年は歴史雑誌「歴史読本」が廃刊になったというニュースがありました。
出版界は本当に厳しいですね。
ただ「歴史読本」だけでなく、歴史小説を含めて日本で従来一般的に出版されてきた本の文章はほとんどが「お得意様に頼り過ぎ」だという気はずっとしていました。
つまり、「かなりの歴史知識を持った読者」しか対象にしてないような書き方なんですね。
もっと簡単に言えば、

「固有名詞を乱暴に使い過ぎ」

だと、わたしは思います。
学術書などであればそれでもいいでしょうが、「歴史に興味ができてきたぞ」くらいの知識の読者を対象にした場合、あるいは「新たな歴史ファンの開拓」などを求めているのであれば、前述のような書き方では読者層が減っていくのも当然ではないかと。
多くの日本の歴史物って、1ページ目から何の説明もなく人物名、地名、事象名などがどんどん出てくる。
情報量が多いのは結構だけど、比べちゃなんですが、欧米のよく書かれた歴史書や歴史小説はもっと「おもしろく読んでもらおう」という工夫が成されています。
「歴史読本」の廃刊理由をその点だけに求めるつもりはないけれど、わたしが日本の歴史物に感じ続けている難点は、「お得意様への甘え」なんです。

ついでと言っては何ですが、貴重なバレエファン向け雑誌「ダンス・マガジン」について書きますと、案外写真がよくないんです。
大量に撮影した中で、(なぜこの写真を??)と感じるものがよく掲載されている。
せっかく鑑賞したバレエ公演、「最高の写真」を記念として取って置きたいのはすべてのバレエファン共通の思いのはずですが。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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pandan

昨日は久しぶりに雨が降りましたね。
by pandan (2015-10-28 08:17) 

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