〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座～日本公開ドゥニ・ヴィルヌーヴ「ボーダーライン」観どころエミリー・ブラント！

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座～日本公開ドゥニ・ヴィルヌーヴ「ボーダーライン」観どころエミリー・ブラント！

今、声を最大限にして語りたい一人がカナダ出身映画監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
で、２０１６年日本公開「ボーダーライン」ではエミリー・ブラント主演していて、ドゥニ・ヴィルヌーヴは俳優を選ぶ目も素晴らしい。
エミリー・ブラントは国際的に一線級の女優としてもうだいぶ前から活躍しているけれど、決定打はなかったんですね。
でも抜群に綺麗なんです。
正統的かつクラシカルな美貌を誇っている。
とりわけ次の二本を「エミリー・ブラントの魅力を味わう映画」として挙げます。

「アジャストメント」
「砂漠でサーモンフィッシング」

特に「アジャストメント」はマット・デイモンと共演のＳＦ映画なんですが、エミリー・ブラントが今のところ一番美しく見えた作品です。
完璧なプロポーションに黒を基調とした作品中での衣装が美貌を引き立てる。
ただエミリー・ブラントはその容貌が現代では古典的に整い過ぎているだけに、ポップな現代ではやや影が薄かったとも言えます。
そこへドゥニ・ヴィルヌーヴの「ボーダーライン」。
美的にも過激な描写にも妥協をしないヴィルヌーヴ監督が描くＦＢＩ捜査官と麻薬カルテルの戦い。
映画の内容はもちろん、「新たな、そして大きな段階へと上昇した」エミリー・ブラントに注目です。

マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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