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末尾ルコ詩D「猫、人間愛」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「交通事故」という理不尽により人生を断たれたテオ・アンゲロプロス、その遺作に主演したウィレム・デフォーの「パゾリーニ」。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、人間愛」篇。

「猫、人間愛」

人間愛を謳おうとして
人間愛とは何だと当然考える
人間愛とは随分と大雑把な言い方だ
甘ったるい方法へ堕してしまえば
元も子もない
じゃあやはり
「マタイ受難曲」を聴きながら、
ジーザスに窺いを
立ててみるとするか

・・・・・・

ぼくの素敵なネコには
ありとあらゆる愛を捧げる、
もちろんね!

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~「交通事故」という理不尽により人生を断たれたテオ・アンゲロプロス、その遺作に主演したウィレム・デフォーの「パゾリーニ」。

テオ・アンゲロプロス。
「エレニの帰郷」。
「エレニの帰郷」が遺作となったギリシャの巨人。
満76歳で。
しかもそれは「交通事故」によってもたらされた死だった。
「交通事故」は現代社会において、極めて理不尽な死の一つだ。
「交通事故」。
気をつけましょう、あなたもわたしも。

「エレニの帰郷」にはウィレム・デフォーが主演俳優として出ている。
「ストリート・オブ・ファイヤー」で真っ白い肌の色が不気味な暴走ギャングのリーダーとして目立ったウィレム・デフォーも60歳を超えフィルモグラフィを眺めれば、これgなかなか凄いものになっている。
しかも今、ますますウィレム・デフォーはおもしろく、「Pasolini」というアベル・フェラーラ監督の新作では何とあのピエル・パオロ・パゾリーニを演じている。
詩人、映画監督、そして反逆者であるピエル・パオロ・パゾリーニは「奇跡の丘」でイエス・キリストの人生を美しく描き、ウィレム・デフォーはマーティン・スコセッシ監督「最後の誘惑」でイエス・キリストを演じた。
まあそれにしても、ウィレム・デフォーの姿を見ていると、60歳だの70歳だの80歳だのという〈従来の年齢概念〉は最早当て嵌まらないとあらためて感じる。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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