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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~お気に入り花火シーンと、高知のラ・ヴィル・フランシュのババロアとルキノ・ヴィスコンティ「ルートヴィヒ」の雪のシーンの話。2016年11月25日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~お気に入り花火シーンと、高知のラ・ヴィル・フランシュのババロアとルキノ・ヴィスコンティ「ルートヴィヒ」の雪のシーンの話。

・あなたは「花火シーン」の出る映画としてどのようなものを思い出しますか?
花火は美しくダイナミックで、スクリーン映えがするアトラクションの一つです。
映画「ストロボエッジ」の映画的クオリティは褒められたものではないですが、長岡まつり大花火大会の復興祈願花火「フェニックス」を捉えたシーンはとても映画的快感があった。
で、映画と花火は親和性が高く、それはもちろん大きなスクリーンでダイナミックは花火を映し出せるからなのですが、わたし自身どんな花火シーンが印象に残っているというと、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演「ケープ・フィアー」のそれなんです。
ロマンティックな花火シーンではないのですけどね。

・わたしが高知でと言うより、日本で一番好きなレストランが高知市追手筋のラ・ヴィル・フランシュ。(http://www5a.biglobe.ne.jp/~demario/
高知で40年近く営業しているフランス料理店ですが、何を食べても美味しい。
デザートは多くはないけれど手作りで、「ラ・ヴィル・フランシュでないと食べられない味」。
特にオーソドックスなババロアは、ラ・ヴィル・フランシュの名物料理と言っていいでしょう。

・ババロアで思い出したのが、映画「ルートヴィヒ」。
ルキノ・ヴィスコンティの長大にして優雅な作品ですね。
「ババロア」という名がフランス語の「バヴァロワ」から来ていることは多くの方がご存知でしょうが、その意味はもちろん「バイエルン」。
そして「バイエルン」と言えば、かのノイエシュバンシュタイン城を築いたバイエルン王ルートヴィヒ2世です。
最近もルートヴィヒ2世についての映画が作られていますが、やはりわたしは歴史的に見て「ルートヴィヒ2世=ヘルムート・バーガー、エリザベート=ロミー・シュナイダー」以上のキャストはあり得ないと思っています。

雪の中、見つめ合うルートヴィヒ2世とエリザベート・・・。

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pandan

今日初めてストーブつけました〜
by pandan (2016-11-25 07:32) 

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