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末尾ルコ詩D「猫、根性」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~雪のシーン、花火のシーン、「ロミー・シュナイダー事件」。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、根性」篇。

「猫、根性」

根性は
どこから生まれて
どこで育つ?

とりわけこんな根性、
つまり、
理性的な根性
なんてえ、言うものは。

などど、
ジョルジュ・シムノンの
ペーパーバックを間近に死乍ら
考えた。

・・・・・・

当然だけど、
ぼくの素敵なネコのためなら
いつだってフルパワーの
根性を出せるよ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~雪のシーン、花火のシーン、「ロミー・シュナイダー事件」。

・雪のシーン、花火のシーン・・・そして。

雪の中、見つめ合うルートヴィヒ2世とエリザベート・・・。

ふてぶてしく立膝で座り、奇怪に笑うマックス・ケイディの背後ででっかい花火が炸裂する。

こうしたシーンを心身の中に摂取すればするほど、人間は豊かになるのです。

あなたは、「雪のシーン」、「花火のシーン」と聴いて、どんな映像が心の中に生まれますか?
小説のシーンでもいい。

「雪のシーン」
「花火のシーン」と聴いて、すぐにどんな場面が出てくるか。

あるいは、「アンナ・カレーニナ」?

・「ロミー・シュナイダー事件」(ミヒャエル・ユルクス著)という本があります。

世紀の大女優。
欧州映画史上、スター中のスター ロミー・シュナイダーは自宅で死んでいました。
ロミー・シュナイダーは40代半ばで死んだ。
しかし、「一人息子が死んだ時、すでにロミーは死んでいた」という有名な言葉があります。

ロミー・シュナイダーが亡くなったのが1982年、最愛のダヴィッドが亡くなったのが1981年。

しかしロミー・シュナイダーはそれよりずっと以前から、到底他の女優たちでは太刀打ちできないほどの演技をスクリーンに焼き付けている。
いや、それは演技ではなく、ロミー・シュナイダーの人生そのものであり、魂そのものである、と言ってもご存知の方であれば、一笑に伏したりしないだろう。

[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。

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pandan

私以外インフルで大変です〜
by pandan (2016-02-19 07:36) 

lequiche

ヴィスコンティが好きなように作ったのが
ルートヴィヒですが、そのなかで
彼のお気に入りのヘルムート・バーガーより
勝っていたのがロミー・シュナイダーですね。
by lequiche (2016-02-19 23:20) 

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