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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「心身論 捻挫」&「映画俳優演技論」~レオナルド・ディカプリオはなぜ2016年までアカデミー賞を獲得できなかったのか?2017年1月5日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「心身論 捻挫」&「映画俳優演技論」~レオナルド・ディカプリオはなぜ2016年までアカデミー賞を獲得できなかったのか?

・末尾ルコの捻挫について追記です。
「ほぼ普通に見える」ような歩き方までにだいたい2週間かかりました。
「見える」というのはもちろん、「自覚的には普通じゃない」わけです。
足首の痛みがなくなったわけではないし、不自然な歩き方をしている分、大腿部などに張りも出てくる。
「歩行」に関する部位に不都合が出ると、大変です。
もちろん他の部位も、不都合が出て「困らない」ところはない。

・「身体が普通に作動する」ということは、実は並大抵のことではない。
理屈では分かっていても、やはり実感が伴うと、「痛感」します。

・2016年アカデミー賞ですが、最大の山場はもちろん「レオナルド・ディカプリオ戴冠」です。
レオナルド・ディカプリオほど長期に渡って「ハリウッドスター」としてクオリティの高い映画に出続けている俳優は珍しく、しかもまだ40そこそこ。
今後もハリウッドを象徴するスターの一人として期待しましょう。

ただ、「主演男優賞受賞」が2016年まで待たねばならなかったのは。「オスカー受賞向き」の役がなかったことが大きかったですね。
近年でも、「ダラス・バイヤーズ・クラブ」のマシュー・マコノヒー、「博士と彼女のセオリー」のエディ・レドメインらを見ても分かるように、「肉体改造」を含めて、(ここまでやるのか、できるのか!!)と驚愕させるほどの役作りの俳優が獲得する可能性が高い。
これは言うまでもなく、「レイジング・ブル」でロバート・デ・ニーロが歴史を変えたのです。
それ以前も例えば「ゴッドファーザー」のマーロン・ブランドの役作りも大きな話題となったけれど、「レイジング・ブル」のデ・ニーロは正しく「驚天動地の役作り」と認識されましたから。

ディカプリオも若い頃にデ・ニーロと共演して、その存在感に衝撃を受けた旨を語っていますが、どちらかと言えば「役作り」は、(本当はそうではないのだけれど)どの映画でも似たような感じを持たれかねないものが多かった。
それで観客は納得するわけだから、「大スターの証明」というところですが、「オスカー獲得」は遅れてしまったというところです。

でも「受賞、おめでとう!」としか言いようがない。
ディカプリオほど世界映画界に貢献し続けている俳優も稀なわけですから。

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