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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画と格闘技であなたの人生をより強く美しくする」講座~今のプロレスと昭和のプロレスと、どちらが凄い?「ジョン・ウィック」でキアヌ・リーブスがやってくれるか?2017年1月11日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画と格闘技であなたの人生をより強く美しくする」講座~今のプロレスと昭和のプロレスと、どちらが凄い?「ジョン・ウィック」でキアヌ・リーブスがやってくれるか?

・今現在のプロレスと昭和のプロレス。
どちらが凄いか?と問われても、あまりに違うものになってしまったから、「どちら」と決めるのは難しいですね。
明確に言えるのは、技の難易度・危険度は現在の方が遥かに上だということ。
「よくぞここまで」と唖然とするほど高度な技を連発するのが現在のプロレスです。
ただ、あまりに高度なだけに、選手間のやり取りはどうしてもパターン化してしまう場合が多い。
高度なだけに、かつてのプロレスよりもずっと「あうんの呼吸」が必要になってくる。
正しく、「レスラー同士の信頼により成立する」試合となっています。
そしてそれだけに、「展開が読めてしまう」というのがある。
しかもどの試合も選手たちは持ち技をほとんど出し尽すのが普通になっていますから。

昭和のプロレスは、今から見ると、(この技で終わるのか?)と感じてしまうようなフィニッシュがほとんどです。
しかしそうした過程を踏まえながらプロレスの試合内容は変わり、発展してきたのだから、「昔の試合は笑っちゃうよ~」で済ましてはいけない。

それと、プロレスを取り囲むファンの意識がまったく変わってしまっているとは言え、昭和の試合は案外どんな展開になるか分からない要素はありました。
その辺りの要素を「今のプロレス」ももっと取り入れたら、さらに凄い試合が展開できると思うのですが。

・キアヌ・リーブスは映画「スピード」以来、日本でも極めて知名度の高いハリウッド俳優の一人ですが、もうだいぶ前から「過去の人」的な雰囲気を漂わしているのも否めなかったですね。
でもハリウッドスターは粘り腰で復活してくる人も多いから、「過去の人」扱いをすぐにしてはいけません。
大ヒットしたわけではないけれど、キアヌ・リーブスも「ジョン・ウィック」がアクション映画ファンに好評で、(こりゃあ、キアヌ、またやってくれるんじゃないか)感が漂い始めています。
「ジョン・ウィック」のような規模的にB級のアクションって、映画界にとってとても大切なんですが、近年はそれほど制作されない。
もちろん「さほどヒットしない」のが理由なんだけれど、アクションだけでなく、製作費はさほどでもないけれど、「あっぱれ、映画である!」という作品をふらりと映画館で鑑賞できる。
そんな状況こそ、「贅沢」と言えるのですが。

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