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末尾ルコ詩D「猫、ララララ」篇。末尾ルコ「ガーデニング」論&「反魂の術」&諸星大二郎「死人がえり」&「猿の手」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、ララララ」篇。

「猫、ララララ」

ハンゴンソウの
その向こう
雲の形が
ゴルゴンで
メドウサ出てきて
ブリー・ラーソン

ララララ
チャチャチャ茶

茶の湯で
利休の饅頭

ラナンキュラスと
勝ち栗で
ビートに委ねて
ほいさっさ!

・・・・・・

ぼくの素敵なネコと
いつも
ララララで
ありたいんだよ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「ガーデニング」論&「反魂の術」&諸星大二郎「死人がえり」&「猿の手」。

・花、ガーデニングというと「ほのぼのとした家庭的~~」な雰囲気になりがちでせうが、それだけでは物足りない、つまらないですね。
花の持つ歴史的な部分、もっと言えば、「ハンゴンソウ」のような魔性の部分も意識してみたいですね。
そうすればより魅惑的なガーデニング、あるいは花の写真撮影ができるのだと思います。
もちろん「反魂の術」を「試してみよう!」なんてイカれた方向へ進んではなりませんけどね。

・「反魂の術」と言えば、昭和時代の正しく鬼才の名に相応しい漫画家 諸星大二郎の傑作「妖怪ハンター」の中でも「反魂の術」をテーマとしたエピソードがあります。
「死人がえり」という話で、死んでしまった夫を蘇らせるようとする女の話です。
諸星大二郎の画は当時の感覚で見ても「ちまちま」した画風であって、ダイナミックな心地よさはないけれど、その代り濃厚なコクがある。
一コマ一コマ味わいたくなる画風です。
描かれる女性が官能的なのも魅力の一つなのですね。

・日本で「反魂の術」と言えば、西行のエピソードがよく引き合いに出されますが、「反魂の術」という言葉ではもちろんないけれど、怪奇短編小説のクラシックとして名高い、W・W・ジェイコブズ「猿の手」(The Monkey's Paw)も「死者を蘇らせる」がテーマとなっています。
あまりに有名なストーリーなのですが、未読の方はぜひ予備知識なしで読んでいただきたい。
ストーリーを知らなければ、今読んでも十分「怖い」小説の一つだと思います。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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