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末尾ルコ詩D「猫、Ronit Elkabetz」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~園子音「新宿スワン」は、山田孝之、そして安田顕の演技が見どころ。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、Ronit Elkabetz」篇。

「猫、Ronit Elkabetz」

Ronit Elkabetzが死んだ
イスラエルの
Ronit Elkabetzが死んだ

51だった

女優の
そして映画監督の
Ronit Elkabetzが
死んだ
Ophir Awardsを
何度も獲った
Ronit Elkabetzが

・・・・・・

ぼくの素敵なネコの
瞳は綺麗で
神秘的!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強く美しくする」講座~園子音「新宿スワン」は、山田孝之、そして安田顕の演技が見どころ。

園子音監督の「新宿スワン」は続編も公開されるということで、熱烈なファンを持つ(わたしもその一人)同監督としては稀なヒット作となっていますが、本当は「愛のむきだし」や「ヒミズ」が国民の共通財産というくらいに鑑賞されてほしいわけですが。
映画「新宿スワン」は新宿歌舞伎町の「スカウト」を題材としており、現地ロケもなかなかキレがある。
人通りの多い時間の歌舞伎町でこれだけしっかりロケした映画はあまりない。
俳優たちも生き生きしているし、使い方も上手い。
ストーリーも芯をしっかりさせていて、だらだらと横道に逸れることなくクライマックスまで展開していく。
ヴァイオレンスも含めてこのような題材を扱うことの多い三池崇史監督と比べても、園子音監督の方がグッと気持ちを入れて鑑賞できる。
「新宿スワン」の場合、「深く」ではないけれど、「人物」も描き分けられているのですね。

綾野剛も伊勢谷友介も生き生きとしているし、沢尻エリカもテレビドラマよりずっといい。

沢尻エリカはテレビドラマだと、いつも同じに見えます。
テレビドラマって「ある俳優」にたいがい「同じキャラクター・同じ演技パターン」を要求します。
とても危険です、まず何と言っても俳優地震にとって、そしてファンにとっても。

「新宿スワン」は主演の綾野剛、そして伊勢谷友介、沢尻エリカもいいのですが、出色は

山田孝之

そして

安田顕

ここでも安田顕が楽しませてくれています。
ストーリー上、歌舞伎町のヤバい世界の大物として登場する安田顕ですが、出た瞬間から既に顔がどす黒いんです。
もちろんこれはカリカチュアされた世界の中でカリカチュアした役作りなわけですが、それにしても楽しい。
で、珍しく「大物」として登場する安田顕が結局到達するのは・・・ご想像できるでしょうが、ぜひ「新宿スワン」鑑賞で確認してください。

山田孝之は「さすが」のパフォーマンス。
若いけれど歌舞伎町でのし上がろうとするヤバい雰囲気に説得力があり、しかし山田孝之にもクライマックスで物凄い演技上のお楽しみが用意されている。
既に日本映画界の「若き重鎮」と言えましょう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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