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末尾ルコ詩D「猫、ノイバラ」篇。末尾ルコ「映画俳優演技論」~中村文則原作映画『最後の命』、自殺未遂から蘇った柳楽優弥の力。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。


●末尾ルコ詩D「猫、ノイバラ」篇。

「猫、ノイバラ」

高知市薊野にある


それは
ノイバラと
ガスパール・ハウザーと
あるいは
ガスパール・ハウザーと
ハーメルンの笛吹きの
関係

高知市薊野にある


・・・・・・

ぼくの素敵なネコの
瞳の中に
この世界の花がすべてある!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~中村文則原作映画『最後の命』、自殺未遂から蘇った柳楽優弥の力。

・現在日本人俳優の中で、キャストに名前があるとそれだけで観たくなる一人が

柳楽優弥だ。

中村文則原作『最後の命』の映画化作品に柳楽優弥が主演している。
中村文則は野間文芸新人賞、大江健三郎賞、デイビッド・グーディス賞も獲得している作家であり、「ノワール」的世界を表現するに長けた作風は米国でも評価されている。

映画『最後の命』は監督が松本准平で、共演が矢野聖人ら。

映画作品として演出はいささか平板だけれど、訳110分間飽きることなく引っ張られるのは柳楽優弥の説得力によるところ大だ。

ご存知のように、柳楽優弥は一度自殺を試みている。
その動機について、あまりに幼い時期にカンヌ国際映画祭男優賞というあまりに大きな賞を獲得し、その後しばらくの俳優人生とのギャップなどが取り沙汰されたけれど、本人にとっては他人には計り知れない複雑な心理状態があったのだろう。
俳優の演技とその私生活を単純に結び付けるわけにはいかないが、例えばマリリン・モンローの伝説的女優人生は、その私生活と切っても切り離すことはできない。

映画『最後の命』で柳楽優弥が見せてくれる深さ、引き付ける力は、俳優人生の早い段階で覘いてしまった深淵と無関係ではないに違いない。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!


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