末尾ルコ詩D「猫、椎」篇。末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ヴァンパイア映画に必要なのは、エロスとタナトスと、そして?『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』、あるいは『ナディア』。 [吉高由里子]
★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉
★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●末尾ルコ詩D「猫、椎」篇。
「猫、椎」
高知市薊野にある
塔
その記憶は
椎と団栗と
カトリーヌ・ドヌーヴの
細い脚
高知市薊野にある
塔
・・・・・・
ぼくの素敵なネコのために
もちろん日本の自然を守っていくのさ!
(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)
●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ヴァンパイア映画に必要なのは、エロスとタナトスと、そして?『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』、あるいは『ナディア』。
・ヴァンパイア映画といえば、期待して観たのに予想外にわたしの好みではなかったのが、
『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』。
監督は、アナ・リリー・アマポアー。
イラン系アメリカ人で、「イランの架空の町」が舞台のモノクロ映画ということで俄然期待は盛り上がったのだが、観賞しての印象は「ジム・ジャームッシュ風」・・・しかしジャームッシュには遠い。
ヴァンパイアであるヒロインにカリスマ性がなく、ストーリーにも入れない。
ジャームッシュは近年、カラーで『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』という見事なヴァンパイア映画を撮っており、出演はティルダ・スウィントン、トム・ヒドルトン、ミア・ワシコウスカという見事なキャスティング。
ハイクラスなヴァンパイア映画にぜひあってほしい濃厚なエロスとタナトス、さらに「時間からの調節性」など、隅々まで愉しめる内容だった。
『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』は『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』的なB級ホラーの楽しさではなく。ハイクラスなヴァンパイア映画を志していたのは間違いなく、だからこそ不満は小さくなかった。
期待値はとても高かったのだから。
ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』のごとく、ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルトン、ミア・ワシコウスカと、ずらり「ヴァンパイア映画に相応しいスター」を揃えていれば言うことないが、そうでなくても素晴らしいヴァンパイア映画はできるのであって、わたしの大好きな一本が、マイケル・アルメレイダ監督の
『ナディア』。
ビッグネームはピーター・フォンダしか出ていないけれど、モノクロのニューヨークを舞台とした作品の中で女ヴァンパイアを演じるエリナ・レーヴェンソンが素晴らしく、
エロスとタナトス
時間からの超越
孤独
宿命
など、ヴァンパイア映画に盛り込んでほしいクオリティが文句なしに満たされていた。
●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!
★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
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●末尾ルコ詩D「猫、椎」篇。
「猫、椎」
高知市薊野にある
塔
その記憶は
椎と団栗と
カトリーヌ・ドヌーヴの
細い脚
高知市薊野にある
塔
・・・・・・
ぼくの素敵なネコのために
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●末尾ルコ「映画であなたの人生をより強靭に美しくする」講座~ヴァンパイア映画に必要なのは、エロスとタナトスと、そして?『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』、あるいは『ナディア』。
・ヴァンパイア映画といえば、期待して観たのに予想外にわたしの好みではなかったのが、
『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』。
監督は、アナ・リリー・アマポアー。
イラン系アメリカ人で、「イランの架空の町」が舞台のモノクロ映画ということで俄然期待は盛り上がったのだが、観賞しての印象は「ジム・ジャームッシュ風」・・・しかしジャームッシュには遠い。
ヴァンパイアであるヒロインにカリスマ性がなく、ストーリーにも入れない。
ジャームッシュは近年、カラーで『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』という見事なヴァンパイア映画を撮っており、出演はティルダ・スウィントン、トム・ヒドルトン、ミア・ワシコウスカという見事なキャスティング。
ハイクラスなヴァンパイア映画にぜひあってほしい濃厚なエロスとタナトス、さらに「時間からの調節性」など、隅々まで愉しめる内容だった。
『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』は『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』的なB級ホラーの楽しさではなく。ハイクラスなヴァンパイア映画を志していたのは間違いなく、だからこそ不満は小さくなかった。
期待値はとても高かったのだから。
ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』のごとく、ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルトン、ミア・ワシコウスカと、ずらり「ヴァンパイア映画に相応しいスター」を揃えていれば言うことないが、そうでなくても素晴らしいヴァンパイア映画はできるのであって、わたしの大好きな一本が、マイケル・アルメレイダ監督の
『ナディア』。
ビッグネームはピーター・フォンダしか出ていないけれど、モノクロのニューヨークを舞台とした作品の中で女ヴァンパイアを演じるエリナ・レーヴェンソンが素晴らしく、
エロスとタナトス
時間からの超越
孤独
宿命
など、ヴァンパイア映画に盛り込んでほしいクオリティが文句なしに満たされていた。
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