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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「さげずみの昭和プロレスと退廃的マリオン・マレシャル・ルペン」。2017年5月7日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「さげずみの昭和プロレスと退廃的マリオン・マレシャル・ルペン」。

わたしがかつてプロレスファンになった頃、プロレスを「真剣勝負」あるいは「スポーツ」だと信じて観ている人は多くいた。

そしてもちろん、プロレスを「ショーだ」「八百長だ」と軽蔑していた人間も多くいた。
その「軽蔑ぶり」は、今のプロレスを取り囲む環境しか知らない人にとっては理解し難いほどのレベルだと思う。
「軽蔑」と言うよりも、「侮蔑」「さげずみ」と表現した方が近い。
プロレスを侮蔑すると同時に、プロレスファンをもさげずんでいた。
プロレスファンであったわたしは、そうした「一般常識」に対して様々な手段で対抗しようとしていたのだが・・・。

といったお話は、今後もじっくりしていくとして、わたしがYouTubeで何をよく観るかというと、バレエ、映画俳優のインタヴュー、政治家、活動家らの演説やインタヴューなどなど。
フランス語、英語の向上のため、という目的もあるので、例えば政治家はフランス関係が多い。
フランス関係ならば、やはり目立つのは、よかれ悪しかれ、というよりも、ほぼ悪しかれ悪しかれと言えるのだが、極右フランス国民戦線(FN)のマリオン・マレシャル・ルペンだ。
なにせ外見が女優ばりである。
ブロンドで長身、そのブロンドが本物かどうかはさて置いて、ルキノ・ヴィスコンテ監督『地獄に堕ちた勇者ども』の中でナチスの退廃的なパーティに混ざり込んでいても何の違和感もない容貌、と書けば語弊があるだろうが、本当にそう見えるのだから。

さらに言えば、マリオン・マレシャル・ルペン、「聴かせる語り方」をする。
もちろんわたしは極右FNに賛同する者ではまったくないが、台頭するこうした動きに対抗しようというのであれば、「対抗者の魅力」を詳細に分析すべきであると強調したい。
思考停止的に「すべて否定!」と言うのではなく。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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