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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「トランプを罵倒するデ・ニーロ、そして長寿でクリエイティブな映画監督たち」2017年8月21日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「トランプを罵倒するデ・ニーロ、そして長寿でクリエイティブな映画監督たち」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年10月11日、次のような記事をアップした。

・・・・・・

健康長寿の秘訣は「創作」にあり?アンジェイ・ワイダ、90歳で死去&ロバート・デ・ニーロ、怒りのトランプ罵倒ビデオメッセージ。

末尾ルコ「映画と心技体で、知性と感性を鍛えるレッスン」

今日はポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダの訃報があった。
90歳。
好きな作品はもちろん数多い。
ご冥福をお祈りいたします。

映画監督は長命で、しかも「死ぬまで撮り続ける」人が多く、最たる人はポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督が100歳を超えても撮り続けていたし、日本では新藤兼人監督が亡くなったのは100歳の時だった。
現在、またしても驚異的な評価を得ている『ハドソン川の奇跡』が日本公開中のクリント・イーストウッド監督も90歳に近い。
やはり「創る」という心身の姿勢は、「より長く充実した人生を送る」ための大きなヒントのようだ。

ところでドナルド・トランプのボロボロ出てくる「愚劣発言」の数々で、最早「大統領選」の態を成してない米国だが、ロバート・デ・ニーロも「反トランプ」のビデオメッセージを発表しており、世界的な話題となっている。

わたしは次のタイトルのフランス『リベラシオン』のサイトで見つけた。

「«Porc», «crétin»,«escroc» : Robert de Niro charge Trump dans une video」

英語では次のタイトルで検索すれば、そのビデオに辿り着くはずだ。

Robert De Niro on Trump: ‘I’d Like to Punch Him in the Face’

デ・ニーロ、とても怒っている。
「批判」を超えて、トランプを罵倒している。
米国民、まだ「トランプが変えてくれる」と考えるのか?

・・・・・・

とても大事な内容なので、少し補足しよう。
まず「映画監督には長寿でしかも死ぬまでクリエイティブな人が多い」という話。
もちろん誰もが映画監督に慣れるわけではない。
しかし、「誰でもクリエイティブにはなれる」。
そして、もちろん「クリエイティブとなれば、必ず長寿が期待できる」とは誰も言えない。
が、「クリエイティブとなれば、いいことばかりである」。
「悪いことがゼロ」とは言わない。
しかし基本的に、「いいことばかり」である。
「自分」にとっても、「社会」にとっても。
このテーマについては、適宜深めていきます。

そしてロバート・デ・ニーロ。

Robert De Niro on Trump: ‘I’d Like to Punch Him in the Face’

で見られる、聞かれる「怒り」の口調は正しくドナルド・トランプという「史上最悪の大統領候補」に向けられた「本気の怒り」であり、その台頭を許した現代アメリカ社会に対する「本気の怒り」でもある。

同時にこの映像は、「ロバート・デ・ニーロ」ならではのものであり、現代社会に向けた「ロバート・デ・ニーロのエキサイティングな晋作」だったとも捉えられる点、ぜひ見逃がさぬように!

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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