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末尾ルコ詩D「猫、汗」篇。末尾ルコ「お話は、『あの日の声を探して』から、『ドクトル・ジバゴ』のジュリー・クリスティ、その表情へ」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、汗」篇。

「猫、汗」

暑いかと思えば肌寒く
そうかと思って厚着すれば、
じっとりと汗ばんでくる
独裁者だとて
この状況は変えられない
人間とは
汗ばむものなのだ
ミリアム・ウルド・ブラムと
ミリアム・シャト・シャルマンの

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのためなら
汗の洪水だって
平気なんだよ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)


●末尾ルコ「お話は、『あの日の声を探して』から、『ドクトル・ジバゴ』のジュリー・クリスティ、その表情へ」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

ミシェル・アザナヴィシ?ウス『あの日の声を探して』は実に力の籠った映画で観応えたっぷりだったのだが、フランスでの評価が低いのには驚いた。
『ル・モンド』と「カイエ・デュ・シネマ」の両方で最低点を点けられている。

という話を書こうと思っていたら、ふとYouTubeで映画『ドクトル・ジバゴ』の「ラーラのテーマ」を聴いてしまって、いや、つくづく、いいなあ、と。
デヴィッド・リーンの『ドクトル・ジバゴ』。
映画作品の完成度としては高くないが、この「ラーラのテーマ」が素晴らしく、それに加えていくつかのシーンが見事なイメージとして重なる。
しかし何よりも『ドクトル・ジバゴ』が高くない出来に関わらず捨てがたいのは、ラーラ役のジュリー・クリスティの存在による。
ジュリー・クリスティのいつも思い詰めたような切羽詰った表情。
決してロシア的ではない顔立ちだが、その表情が、ロシアの厳寒の中、歴史と運命とに翻弄されながらも「人間存在」として生き続けようという女のイメージを創造しているのだ。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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