SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「『夢見るシャンソン人形』は誰が作ったのでしょうか?」。2017年9月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「『夢見るシャンソン人形』は誰が作ったのでしょうか?」

末尾ルコ「音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

まあ、セルジュ・ゲンズブールの作品でも、『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t’ame moi non plus)』あたりになると、ちょっと(もう、いいよ)感は出てくるけれど、なにせ歌の間ほどんど喘ぎ声が挿入されているから。
映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t’ame moi non plus)』も過激な性描写が売り物だけれど、作品的クオリティが高いとは言い難く、何度も鑑賞する気にはならない。
それにしても、粋でポップで、しかも大人の音楽を作り、歌うゲンズブールのキャリアの中に、フランス・ギャルが歌ったあまりにも有名な『夢見るシャンソン人形(Poupée de cire, poupée de son)』も含まれているのには恐れ入る。
わたしは『夢見るシャンソン人形(Poupée de cire, poupée de son)』をリアルタイムで知っていたわけではないけれど、それでもわたしの子ども時代、この曲は「日本の歌」並みに皆に知られていた。
スゴイ。
ところで「歌」と言えば、子どもの頃から好きなヴォーカリストの一人がバーブラ・ストライザンド。
特に『エヴァーグリーン』は、名曲中の名曲だと思うのだが、そうした話もまた後日しよう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

nice!(15)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 15

コメント 2

hana2017

私もリアルタイムで聴いていた訳ではないから、一時テレビによく出ていたダニエル・ビダルが歌ったものと思い込んでいました。
セルジュ・ゲンズブールはこんなに軽快で、単純なメロディの曲も書いていたのですね。
子どもの頃から好きなヴォーカリストの一人がバーブラ・ストライザンド。・・・とは随分なオマセさんのようでしたね(笑)
失礼ですけど、そうした事を話し合う、お友達はいましたか?
彼女の作品では、ロバート・レッドフォードとの共演作「追憶」での記憶しかありません。
by hana2017 (2017-09-12 23:16) 

lequiche

ゲンズブールの曲は適当に作っているように見えて、
実際、適当に作っていたのだろうにもかかわらず、
できあがったものは適当ではない、というのが私の感想です。
特に感じるのが歌詞の構造の恐ろしさです。

夢見るシャンソン人形については以前に書きましたので
ご参照いただければ幸いです。

フランス・ギャルの伝説
http://lequiche.blog.so-net.ne.jp/2012-12-04

また〈Ex-fan des sixties〉と〈L’aquoiboniste〉
の歌詞については下記に書きました。
ごく初歩的な歌詞分析でしかないですが。

あなたのアイドルたちに — ジェーン・バーキン Ex-fan des sixties
http://lequiche.blog.so-net.ne.jp/2012-09-29

ゲンズブールとの対話 — L’aquoiboniste
http://lequiche.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10
by lequiche (2017-09-13 00:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0