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●『タイガーマスク』あるいは、『チェーザレ 破壊の創造者』。 [「言葉」による革命]

●『タイガーマスク』あるいは、『チェーザレ 破壊の創造者』。

末尾ルコ「漫画で知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしが最近読んでいる漫画を紹介しよう。(はははははははあ!!)

『ゴールデンカムイ』
『タイガーマスク』(笑)
『ヴィリ』
『女(わたし)には向かない職業』
そして、
『チェーザレ 破壊の創造者』

である。
こうして並べて、すべて作者が分かるだろうか?
ま、別に分かっても分からなくても特に問題は生じないが。
「漫画表現」の観点から言えば、『タイガーマスク』と『ゴールデンカムイ』の、特に4巻以降を読み比べてみれば、いかに「表現が進歩しているか」が手に取るように理解できる。
しかし『タイガーマスク』の素朴な表現もまた楽しいものである。

で、これら作品についてまたじっくりお話する機会もあろうというものだが、このところ「漫画さえ」読まない人が増えてきたという。
「文字だけの本」に関しては推して知るべきであるが、「文字だけの本」読まねば決して培われない「人間的力」というものが頑として存在し、ゲームやSNSばかりに現を抜かしていれば、人類がその「力」を喪失していくのは必定だと考えられる。

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いっぷく

第4巻というと、必殺技を雪山の特訓で完成して
スターアポロンにかけたところですね。
たしかにその頃と第1巻や第2巻ぐらいまでは違いますね。

ジャック・ブリスコが血の海に沈められたり
ブルーザー、クラッシャーが赤き死の仮面にペコペコしたり
キラー・カール・コックスがミラクルスリーに完膚なきまでに
やられてしまったり、ブラッシーが悪役リーグ戦で「センスが古い」とか
酷評されて負けてしまったり、実在のレスラーを好き勝手に
引き立て役に使う梶原一騎イズムはすごかったですね。
記事を拝見して、また読んでみたくなりました。
by いっぷく (2016-11-05 02:25) 

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