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●「意識高い系」というレッテルを簡単に貼る、その薄っぺらい「識者」たち。 [「言葉」による革命]

●「意識高い系」というレッテルを簡単に貼る、その薄っぺらい「識者」たち。

末尾ルコ「言葉のチョイスで、知性と感性が決まるレッスン」

「昭和の識者」は素晴らしかった・・・とは言わない。
昭和は昭和であり、平成と対立させても意味はない。
別の時代の比較ではなく、「平成の一部言論」の中身の薄っぺらさ、考えのなさには時に目に余るものがある。
少し前は「反知性」という言葉がそれぞれの立場によって都合よく使われていたが、今では「反知性」という言葉を使うこと自体が「反知性」とか、そんな言い方もされる。
そして「意識高い系」という言葉。
これはもちろん「他の人と違って意識が高い自分ってカッコいい!」と勘違いしている人間を揶揄する言葉として使用され始めたのだけれど、今では考えの足りない「識者」が「自分と異なる考えの人間」たちを「意識高い系」とレッテルを貼り、愚弄するようになっている。

例えば高校生や大学生などで、政治や外国文化について話をしたくても、「意識高い系」とレッテルを貼られることを怖れてできない人たちがいる。

「意識高い系」という言葉を軽々にレッテル張りとして使っている「識者」たちは、間接的に「いじめを助長している」と見做すこともできる。

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いっぷく

「意識高い系」ですか。
ネットの時代になって、情報も意見も少なくとも量的には増えたことで
自分がオピニオンです、と威張ってられない不安があるんでしょうね。
by いっぷく (2016-11-16 01:27) 

pandan

昨日は暖かかったです、
気温の変化が激しいですね。
by pandan (2016-11-16 05:50) 

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