SSブログ

●ジョニー・パワーズを持て余すアントニオ猪木?猪木はどれだけ強かったのか? [「言葉」による革命]

●ジョニー・パワーズを持て余すアントニオ猪木?猪木はどれだけ強かったのか?

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

なにせアントニオ猪木の格闘技世界一決定戦シリーズが大好きで、実はVSモハメッド・アリの価値は後年理解できてきたのだけれど、VSモンスターマンで大爆発した?
え?ウィレム・ルスカは?
はい。まだ高知で視聴できませんでした。(とほほ)
その後ヘンな対戦相手も何人かいたが、「漫画の世界の実現」であるVSウィリー・ウィリアムズは高知の一般男子高校生の間でも話題が炸裂していた。
しかしそこは情報弱者の高知の高校生(わたしと他数人以外は 笑)、『空手バカ一代』をすべて「現実」と刷り込まれている連ちゅが多かったから話にならない。
という話はさて置いて、わたしは「全盛期の猪木の強さ」に関して疑いを持ってなかったのだが、最近(笑)疑惑が頭をもたげてきた。
ふとVSジョニー・パワーズを観ていて感じたのだが、(猪木はパワーズの身体を扱いかねているのではないか)という疑問だ。
パワーズの方が厚みがあり、身体ができている。
試合を観ていると、かつて村松友視が言ったように、「(猪木が)相手に9の力を発揮させ、0の力で勝っている」ようには見えないのだ。

ただもう一つ言えるのは、最近のプロレスは対戦レスラー同士が「タイミングを合わせ過ぎねばならない」技が多く、「実はどちらがてこずっているのか」と想像を逞しくする余地もなくなっているということ。

あらゆる分野で、

「想像力の発動」が失われている。



nice!(14)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 14

コメント 1

いっぷく

なるほど
強さの定義がまず問題で、その見方も決まったものはないので
なかなか判断が難しいですね。
魁勝司は、新日時代初期の猪木はきわめっこが一番強かったといいますが、
側近の新間氏は猪木よりも坂口が強いと言っているし、
そもそもきわめっこが強さを決める指標になるのかという疑問もあります。
たとえばアマレス・柔道で3つの大学の特待生だったサンダー杉山が
入門直後に、「年下の先輩」である若手の高千穂にきわめられて
おとなしくなったとカブキは自著で書いていますが、
杉山に言わせると、ヨーイドンで始めたのではなく
虚を突いて殴り戦闘不能にさせた後輩への「いじめ」だというし、
それは強いではなくずるいではないかという言い分ももっともだし、
でもガチンコならそれもありだろうと思うし、
それできわめたことを「強さ」と見るかどうか
それは見解の相違と言うかどう評価するかは人によって違いますしね。
でもガイジンの体を見たら、日本人レスラーはかなわないですね。
by いっぷく (2016-12-07 02:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0