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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「あなたのスポーツ名勝負は?スポーツ観戦で新たな世界を切り拓く方法」。2017年10月20日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「あなたのスポーツ名勝負は?スポーツ観戦で新たな世界を切り拓く方法」。

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年12月10日に次のような記事をアップした。

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あなたの名勝負は?「ブリーチャーズ・レポート」が選んだ「ランキング 2016年シーズンの男子テニスの試合ベスト10」!

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

米スポーツ専門ニュースサイト「ブリーチャーズ・レポート」で「ランキング 2016年シーズンの男子テニスの試合ベスト10」が発表されていた。

1位 ウィンブルドン準決勝 ラオニッチVSフェデラー
2位 ATPワールドツアー・ファイナル準決勝 マレーVSラオニッチ
3位 全米オープン準々決勝 錦織VSマレー
4位 全仏オープン決勝 ジョコビッチVSマレー
5位 リオデジャネイロ五輪決勝 マレーVSデルポトロ
6位 デビスカップ デルポトロVSマレー、デルポトロVSチリッチ
7位 ウィンブルドン準々決勝 フェデラーVSチリッチ
8位 全米オープン決勝 ワウリンカVSジョコビッチ
9位 全豪オープン4回戦 ジョコビッチVSシモン
10位 BNPパリバオープン ナダルVSズベレフ

ふうむ。
だいたいテレビ観戦しているのが嬉しい。
もっとも選定した人たちも「いったどのくらい試合を観ているのか?」というのはある。
おのずとグランドスラムを中心とした大きな大会の準々決勝以降に「名勝負」とされる試合が偏るのは、当然と言えば当然というところか。
ところでわたしの中で近年のテニス名勝負としてすぐ頭に上るのが次の2試合。

2014年全仏オープン女子決勝マリア・シャラポワVSシモナ・ハレプ

これはしばらくさほどテニス観戦に興味を持ってなかったわたしのテニス熱をいきなり頂点に達させた壮絶な死闘!

2015年全米オープン女子2回戦べリンダ・ベンチッチVS土居美咲

主審の判定に何度も怒り狂う追い詰められたベンチッチ!
泣く!わめく!ラケットを叩きつける!ラケットをぶん投げる!!
すぐ後ろでベンチッチの父親が無表情で観ていたのがまた可笑しかった。
わたしは土居美咲のファンであるが、それ以上にベンチッチのファンであるからして。

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スポーツを観る時に、応援している方の買った負けただけでなく、「どれだけ凄い試合を観られるか」という視点がぜひほしい。
例えばオリンピックで日本人を応援するのはいいけれど、せっかくスポーツを観るのだから、「より凄い人、より凄い試合」を自分から求めるようになれば、より豊かなスポーツ観戦になること間違いなしだ。

まあ日本のプロ野球史においても、「天覧試合のホームラン」や「江夏の21級」などがよく語られるけれど、例えばこのテニスランキングのように、毎年ランキングを付けるのもおもしろいと思うし、何かのスポーツのファンであれば、ぜひ自分でもやってみてほしい。
そのような作業は単に漠然とスポーツを観戦するよりもずっと、「知性と感性を鍛えるレッスン」になっていく。

ちなみにわたしが「テニスの凄さ」に仰天した初めての試合は、1980年ウィンブルドン決勝、ビヨン・ボルグVSジョン・マッケンローの伝説の試合だ。
(こんな凄い世界があるのか!)
正しく「新しい世界に入った」瞬間だった。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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