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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「ふたりのイザベル、『ふたりのベロニカ』」。2017年10月23日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「ふたりのイザベル、『ふたりのベロニカ』」。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

2016年12月8日、国立西洋美術館の「クラナーハ展」入場者が10万人を超えたと報道された。
わたしももちろんクラナーハは大好きだが、日本にこれだけクラナーハを「観たい」という人たちがいるのかと驚きでもある。
この「10万人」という数字にはグッと注目しておこう。

『ふたりのベロニカ』はクシシユトフ・キエシロフスキ監督の忘れ難い映画だ。
「ふたりのイザベル」という映画があるかどうかは知らない。
しかしフランスと言うよりも、世界映画史の中に「ふたりのイザベル」が存在し、しかし一人はフェイドアウトし、もう一人は20世紀から21世紀にかけて、巨大になり続けている。

もちろん「ふたりのイザベル」の中に、イザベル・カレは入ってない。
いや、イザベル・カレもいい女優なのだけれど。

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コメント 1

hana2017

国立西洋美術館で入場者が10万人超えですか!
「クラナーハ展」の開催は、日曜朝の日本美術館で知ってはいましたが、そこまで愛好者がいたとは?
伊藤若冲が流行ったら、誰もかれも競って見に行く。その前のフェルメールの作品がやって来たら・・・って、私も福島で観てきたひとりながら。。
良さが理解できるほどの鑑賞眼はなくても、そうやって高尚な趣味をもっている自分に酔いたいのが本心だと思いますよ^^
by hana2017 (2017-10-23 17:10) 

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