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●「2016年大映テレビドラマ総選挙」に『ヤヌスの鏡』がランクインしてない理由は? [「言葉」による革命]

●「2016年大映テレビドラマ総選挙」に『ヤヌスの鏡』がランクインしてない理由は?

末尾ルコ「昭和文化史で知性と感性を鍛えるレッスン」

3月某日夜、BOOK OFFでまたぞろ108円の棚を眺めていると、『ヤヌスの鏡』という漫画が目に入る。
(むむむむむ)
そうか、これも少女漫画原作だったのか。
『ヤヌスの鏡』・・・それはわたしがテレビドラマの中でも屈指で楽しんだ作品だったのだ。
『ヤヌスの鏡』は大映ドラマだった。
(そうか、今は大映ドラマがないのでテレビドラマがおもしろくないのか)と適当なことを考えつつ、「大映ドラマ」で検索すると、「2016年大映テレビドラマ総選挙」なんつーサイトがあって、ランキングを見てみると『スチュワーデス物語』が1位なのはわかるとしても、おいおい、『ヤヌスの鏡』なんか入ってねーじゃねえか、とジェントルマンの定評ある私らしからぬ言葉遣いに。
まあそんなことあるさと思いながらも、リストを見ていて、(ふ~ん、観てるのは一部だけだな)とありきたりの感想を浮かべ、しかし(あらら、よく見ればこのサイトはTBS系列のドラマに関してだ。『ヤヌスの鏡』って・・・)と調べたら案の定、『ヤヌスの鏡』はフジテレビ系のドラマだった。
しかし『ヤヌスの鏡』、けっこうおもしろかったんです、主演が杉浦幸と何となくマイナーな雰囲気ではあるけれど。

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コメント 2

いっぷく

総選挙はTBSチャンネルなので、さすがに『ヤヌスの鏡』をランクインさせるのはむずかしいですね。
選ばれているのは要するに、80年代、「スチュワーデス物語」以降が中心ですね。
もっと具体的に言うと、なぜか功労者冨士眞奈美出演作が除外されていますね。
たとえば、「なんたって18歳!」はあっても「奥様は18歳」はないですね。
金9大映ドラマの先駆的役割を果たした「ザ・ガードマン」も。
初めて金9で宇津井健がキャストから外れた大映ドラマ版メロドラマの「まごころ」も、
「顔で笑って」も、「ニセモノご両親」も。

私は、岡崎友紀ライトコメディシリーズの最終作だった「ニセモノご両親」が気になって仕方ないのですが、これは視聴率的にも作品的にも失敗作とされていたので、TBSチャンネルも放送する気がなくて除外したのでしょう。
「奥様は18歳」で頭角を現した女子高生岡崎友紀が、すっかり大人の女性になってしまい、そのためシリーズの続行がむずかしくなり、冨士眞奈美も新婚で撮影に身が入らないので、予定より1ヶ月早く打ち切られた作品です。今はアマゾンプライムで「奥様は18歳」を観ているので、ぜひ22歳の岡崎友紀と見比べてみたいと思っているのです。
by いっぷく (2017-03-09 01:36) 

caveruna

ヤヌスの鏡!杉浦幸!懐かしい(笑)
私も見てました~!
by caveruna (2017-03-09 14:52) 

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