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●『おはよう日本』でもリポート、本当に「イスラム女子」は増えているのか? [「言葉」による革命]

●『おはよう日本』でもリポート、本当に「イスラム女子」は増えているのか?

末尾ルコ「社会批評で知性と感性を鍛えるレッスン」

NHK『おはよう日本』でもリポートされていたが、

「イスラム女子が人気急上昇中」

・・・・・・
別に人気急上昇してないと思うんですが。
「イスラム文化に興味を持つ女性」ですね。
イスラムはもともと歴史的観点あるいは美術的観点などから見ても、とてもおもしろいものであり、その世界に興味を持つ人たちは日本にも昔からいるわけで、しかし

いい加減何にでも「女子」付けるの止めないか!

と、思いますよね。はい。
例えばわたしはずっと「バレエファン」だが、

「バレエ男子」なんて言われたら、

怒るで、実際!

「バ男子」とか略されたりして。

イスラムについてだけではなく、外国文化に興味を持つ場合は「バランス感覚」がとても大切です。
もちろん「バランス感覚」はどのような対象についてもとても大切な「感性」なのだけれど、特に「外国文化」に興味を持つ場合は重要です。
と言うのは、日本人は往々にして、外国に対し、

「盲目的な憧れ」か
「盲目的な蔑視(あるいは憎しみ)」

を持つ傾向があり、それに加えれば、

「無関心」ですよね。

このアンバランスを正しながら、外国文化に興味を持つ人が増えるのはとてもいいことなのですが。

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いっぷく

そういうのもあるのですか。「女子」は何でもありですね
以前、ある女性のブログで、会社の同僚と呑んだという記事を書かれていて、コメントで「女子会ですね」と書かれたのに対して、その方は「女子」というにはご自分で恥ずかしい年齢だとしながら、思いっきり嬉しがっているコメント返しをされているのを拝見したことがあります。
「女子」というのは、みのもんたが使っていた「お嬢さん!」と同じで、年代を問わず女性を振り向かる魔法の言葉なんですね。
○○女子というと、その○○に自分が参加することこそが、今時のイケてる女性なんだという暗黙の了解みたいになっちゃったのかもしれませんね。
しかし仕掛ける方は楽ですね。プッシュしたいものに「女子」とつければいいわけですから。
by いっぷく (2017-03-28 01:34) 

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