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●アラン・ドロンの最盛期を鑑賞することで実感できる、「美しい男」と「イケメン」の天と地ほどの違い。 [「言葉」による革命]

●アラン・ドロンの最盛期を鑑賞することで実感できる、「美しい男」と「イケメン」の天と地ほどの違い。

末尾ルコ「映画の話題で知性と感性を鍛えるレッスン」

「俳優引退」を発表したアラン・ドロンだが、「即、引退」ではなく、映画や舞台の仕事がまだ残っているそうだ。
とりわけパトリス・ルコント監督の作品へ出演するのがドロンにとって「最後の映画」となると報道されている。
「最後の映画」がパトリス・ルコント作品だとは、映画ファンだけでなく、全人類にとって大きな贈り物である。
「全人類なんて、大袈裟だ」なんて言ってたらいけませんよ。

ところで、はい、

アラン・ドロンの最盛期を鑑賞することで実感できる、「美しい男」と「イケメン」の天と地ほどの違い。

というタイトル通り、最盛期のアラン・ドロンを観て、「うわあ~、イケメン」とか言うのであれば、感性、知性、ボキャブラリーなどが疑われる事態が発生します。
アラン・ドロン自身は決して「美しい人生」を歩んできたわけではないし、「美しい人格者」でもまったくない。
しかし「映画俳優としての美」は、映画史上トップ中のトップの一人です。

さあ、誰もが知っている(知っていた)『太陽がいっぱい』から鑑賞し直そうではないか!

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hana2017

アラン・ドロン・・・とは、これまた懐かしい…と言うか、美男子の代名詞とされていた彼を覚えているのは、50代くらいまででしょうか。
ルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」は随分前に観たものの、ロマンチックそのものの邦題(笑)に相応しい音楽の方が印象深く思い出されます。
ジョアンナ・シムカス←華やか過ぎない、楚々とした雰囲気が好きな女優さんでした。黒人のシドニー・ポワチエとの結婚は世間を驚かせましたね。
話しは戻って「冒険者たち」では、彼女がハンサムなドロンよりも、おじさんのリノ・ヴァンチュラに恋をする…ストーリーの方が興味深く、好きな映画だと思ったものでしたが・・・。
by hana2017 (2017-05-19 22:55) 

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