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●映画『大脱走』と『ダンケルク』に共通するテーマとは? [「言葉」による革命]

●映画『大脱走』と『ダンケルク』に共通するテーマとは?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

先の記事で、

『大脱走』は「痛快戦争映画」の属し、『ダンケルク』は「シリアス&スペクタクル戦争映画」に属している。

と書いたが、その違いはもちろん演出や脚本にも大きく存在するのだけれど、出演俳優の演技プランもまったく異なっている。
「痛快戦争映画」は登場人物のキャラクターがエンタメ小説や漫画のようにしっかりと書き分けられており、多く主人公はヒロイックでカリスマ的で、しかもユーモラスである。
複数の兵士などが主要な登場人物として構成されておれば、「ドジな人物」「陰気な人物」など観客に分かりやすいように書き分けられていて、今そうした映画を鑑賞すると時に陳腐に感じる要因の一つとなっている。

それほど作風の異なるハリウッド戦争映画の昨今だが、たまたま最近鑑賞した『大脱走』『ダンケルク』両作品に共通する、いわば「テーマ」もある。

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