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●バレーボール部所属期間が黒歴史の中学生プロレスラーであったわたしでも力を入れた無法ドッジボールとは。 [「言葉」による革命]

●バレーボール部所属期間が黒歴史の中学生プロレスラーであったわたしでも力を入れた無法ドッジボールとは。

末尾ルコ「昭和文化史の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

わたしが中学時代に「学校プロレス」を華々しく開催していた話はいつもさせていただいている。
「華々しく開催」か・・・ふふふ、言葉を盛っているぜ、おれって男は。
という一抹の侘しさはさて置いて、その当時は野球にもサッカーにもまったく興味はなかった。
中一の頃に数か月バレーボール部に所属していたけれど、それはクラスメートに誘われたからいい加減な気持ちで入っただけのことで、今では「誰がどう誘おうと、行きたくない場所・催しには行かない」を貫くわたしにも、「誘われて部活へ入る」なんて未熟な時代があったものなのだ。
しかし当然ながら、わたしがスポーツ部のノリと相性バッチリなわけはなく、先輩女子部員にウケがよかった以外は黒歴史となってしまったバレーボール部生活。
特に顧問の教師が阿呆で・・・という話は、今回はここまでにしておこう。

そんなわたしが、しかもプロレスで忙しかったそんなわたしが休み時間に参加した数少ないスポーツが一つある。

「ドッジボール」だ。

そう、ドッジボール。
当時のわたしは野球、サッカー、バスケなど、点取りスポーツにはまったく価値を見出せなくて、しかしドッジボールなら、

「強烈なボールで敵を粉砕する」と、

そう、プロレスや格闘技との共通点があるではないか・・・というのは今思いついた駄法螺だけれど、女子と金剛(ストロング)、いや、混合でできるのも魅力でしたな。
気に入った女子クラスメートを、「おれの後ろに隠れてな!」とばかりの勇士ぶりを披露したりして。
まあそんなシチュエーションはほとんど生じなかったのですけどね。

「スタイル」を重んじる私は、シャープな「横手投げ」、野球で言うところの「サイドスロー」に近いフォームで勝負していた。
そのフォームで投げると、オーバースローで投げる時の回転や軌道とは少し違うようになる場合が多く、敵を仕留める確率も高くなったものだ。
しかも実際よりもスピードがあるようにさえ見える。
実はさほどのスピードではなかったけれど、平気でラインを超えてボールを投げる無法なわたしのテクニックは、わたしをして、「強豪ドッジボーラ―」の名を欲しいままにさせていたのだと、自分では思っていた。

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いっぷく

私もオーバースローではなくサイドスローで投げていました。
そのほうが、しっかりとしたボールをコントロールよく投げることができたような気がしました。
野球では、下半身の硬い人には、サイドスローやアンダースローを指導するそうですね。
下半身が硬いと言っても、男らしいという意味ではなく、たとえば股関節が硬くて相撲の股割りができないようなことですね。
ただまあ、私の場合は、ほとんどがボールから逃げているだけでしたけどね。
視力が悪いと、動体視力にも自信がなくなリ、バレーボールや野球やサッカーなどは、上手い下手以前に、気持ちのほうが逃げ腰といいますか、いわゆる芋を引く状態でしたね。
ただ、ドリブルと自分でボールを持つバスケットボールのときだけは楽しくやっていました。
視力については、うちは両親とも目が悪くないのだから、自分がテレビに夢中になって目を悪くした自業自得だと母親にはいつも責め立てられていて、精神的に自分の居場所のなくなった私は小学校の高学年頃から相撲にのめりこんでいました。←小学校の高学年頃から学校ではプロレス禁止になってました
取り組みを考えるのは私で、もちろんケツ決めなしでガチンコです。
でも人数を確保できるよう、弱いやつにはわざと負けてやっていい思いさせて、やめないように気を使いました。
マッチメーカーとプロモーターの疑似体験といえるかもしれません。
で、結果を伝える新聞まで作ったりして。みんな四股名もつけて、○○山悶絶とか、△△川咆哮とか東スポ的な見出しもつけて。自分は内無双とか、誰もやりそうもない技を使おうと勉強もしないで研究してましたね。

そういえば今日、テレビを見ていたら、整形をした外国人が出ていて、どうして日本人は整形したことを隠すのかわからない、と言ってました。
種明かしをためらわず、むしろ、いかに素晴らしいタネであるかを誇るという考え方なんですね。
これは、プロレスに通じる考え方の違いかもしれませんね。
筋書きを隠すか誇るか。180度違うわけですが、そうしてみると、やはりミスター高橋のバクロは罪なことをしてしまったのでしょうか。
by いっぷく (2017-09-24 01:40) 

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