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●男性バレエダンサーの「ダンスベルト」の話題から、「誰かが脱いだソックス」のエロスへと。 [「言葉」による革命]

●男性バレエダンサーの「ダンスベルト」の話題から、「誰かが脱いだソックス」のエロスへと。

末尾ルコ「エロティシズムの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

前回、男性バレエダンサーの「もっこり股間」について書いたが、その「もっこり」は男性の股間にあるものの「そのままの形」を表しているわけではない。
男性バレエダンサーたちの股間には、「ダンスベルト」というアイテムが着用されているのである。
「ダンスベルト」とは、踊りやすい柔軟な材質で作られているのは言うまでもなく、前方は男性の股間でともすれば揺れやすい「あのもの」をしっかり覆い隠しつつ固定させる役割を担い、後方は下着のラインが出ないように、尻の割れ目に食い込む紐上になっている。
かつて日本テレビの報道番組『きょうの出来事』を井田由美が担当していた頃に、当時パリ・オペラ座バレエの大エトワールだったマニュエル・ルグリの楽屋を訪ねる特集があり、ダンサーの着衣について尋ねられたルグリが実際に「ダンスベルト」を持ち出して説明したシーンはインパクトがあった。

それはさて置き、「フェティシズム」が恋愛や性愛において極めて重要なファクターであることは言うまでもないが、今回は「ソックス」について語り始めよう。

例えばあなたが古舘伊知郎の家を訪ねて(笑)、目の前に「脱ぎたての古舘ソックス」が放置されているとする。
さてあなたはその「古館ソックス」を手に取りたいと思うだろうか?
鼻に近づけて、「においを嗅いでみたい」と思うだろうか?

ここで、(なぜ古舘伊知郎なのか?)という疑問は持つ必要がない。
(ふと、思い浮かんだ)・・・それだけのことだ。

さて問いかけに戻ろう。

「古館ソックス」を手に取りたいと思うだろうか?
鼻に近づけて、「においを嗅いでみたい」と思うだろうか?

もちろんわたしはそのようなものを手に取りたいとは思わないし、ましてや鼻を近づけたいなんてことはあり得ない。
別に「古舘伊知郎だから」、そうであるわけではない。
わたしの個人的嗜好の中に、「男性の履いたソックス」に魅惑を感じる要素が皆無だというまでの話だ。
「わたし」でなければ、特に「古舘伊知郎に性的魅惑を感じている」人であれば男女を問わず、「古館ソックス」を目の前にすれば、矢も楯もたまらず手に取り、鼻に近づけることもあるだろう(確信はないが)。

しかし、「古館を含め男性が履いたソックスすべてに」興味のない「わたし」が、「人間が履いたソックスすべてに」興味がないかと問い掛けられれば、決してそのようなわけではあいのである。
そう。
「好意を抱いている女性が履いたソックス」に対しては、もちろん常に強い理性で抑えることはできるけれど、いつだって大いなる関心があり、魅惑を感じているのである。

エロティシズムとフェティシズム・・・どんどん続けて行こう。

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いっぷく

男性のダンサーは大変なんですね。私はてっきり、お竿をやわらかいうちにおしりの方までひっぱって割れ目にはめこみ、前張りのようにその上に何か貼り付けるのかと思いました。「やわらかいうちに」というのがきわめて重要になってきますけどね。

>「好意を抱いている女性が履いたソックス」に対しては、もちろん常に強い理性で抑えることはできるけれど、いつだって大いなる関心があり、魅惑を感じているのである。

なるほど、そうでしたか。私はむしろ、特定の相手ですと、もしその人を嫌いになってしまうような匂いがしたら、その人に対する熱が冷めてしまうので、関心を持ってはならないという気になります。まあこれも一応理性で抑えていることになるのでしょうか。
人柄もルックスもドンピシャなのに、靴下で熱が冷めてしまったらもったいないですからね。
小学校のとき、みつあみでちょっといいなと思っていたイノウエさんが、鼻くそをほじくり掻き出している所を偶然見て悲しくなりました。でも、鼻くそぐらいみんな出るんですよね。

昔、昔ですよ、中学だったか高校だったかの頃、誰もいないコインランドリーで、明らかに女性とわかるカゴの置いてある洗濯機を開けてしばらくながめさせていただきました。そういうことってありませんでしたか。
そしてジーパンを手にとって、ついでに、あくまでついでにですが、お尻の部分を鼻に近づけたことがあります。洗ってなかったら良かったかもしれませんね(笑)。残念ながらもう洗い終わってすすぎも済んで、洗剤の匂いしかしませんでしたけどね。
今のコインランドリーなら、カメラもついているかもしれませんから、そんなことしたら大変ですし、これはあくまでも、若い情熱の暴走です。人生の道順で、ちょっと変な道を一瞬だけ通ったのです。
要するに、誰だかわかんない「一般の女性」ですと、特定の相手ではないので変な匂いでも傷つかないですから。
下着ドロというのも、そんなもんなのかもしれませんね。それが特定の相手になってしまうとストーカーなんでしょうね。
ちなみに下着ドロは、さすがにしたことも、したいと思ったこともありません。
by いっぷく (2018-02-19 01:20) 

lequiche

ごく私的な話なのですが、
ロシアのウラジオストクに近年、
マリインスキー・シアターという劇場ができたのですが、
ここのプリンシパルをされている日本人は
私の知人のお嬢様です。
比較的近くなので (笑) 観に行ってやってください、
と言われております。
シアターのサイトに紹介があります。
https://prim.mariinsky.ru/ru/company/ballet/soloists/soloists/junko_tanaka
(うまくコピペできなくて何度も貼り直してしまいました。
申し訳ありません)
by lequiche (2018-02-19 02:53) 

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