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●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記167日目~理学・作業療法士より高給の看護師に男が少ないのはなぜなのだろう。 [「言葉」による革命]

●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記167日目~理学・作業療法士より高給の看護師に男が少ないのはなぜなのだろう。

末尾ルコ「母の話、健康医療の話題」

9月2日(月)手術後167日目
転院131日目 

A病院で母の付き添いを始めてからもう3か月となり、実地の医療現場で寝泊まりさせていただいていて気づくことも数多いが、その一つが、

「男性看護師が少ない」ということだ。

もともと看護師は「女性の仕事」というイメージがあるし、男性看護師が少ないのも当然と受け取られるかもしれないが、理学療法士や作業療法士は男性もけっこういるのである。
理学・作業療法士よりも看護師の方が給与など経済的には高額になることが多いのだが、そしてもちろん仕事というものは報酬のみが目的でないこともよく分かっている。(報酬だけが目的の人がいても別にかまわないが)
それにしてもいまだ男性看護師の姿が、同じ医療施設に勤務している理学・作業療法士などと比べると非常に少ないというのに少々疑問を持ったのでいろいろ調べたりしている。
で、次のサイトを見つけたのだけれれど。

・・・

なぜ男性看護師の数は少ないのか?男性看護師としてのメリット・デメリットは!?
https://kango-oshigoto.jp/media/article/758/

・・・

同サイトによると男性看護師の数は増えてはいるのだという。

「厚生労働省の統計によると、2004年総計31,594人に対し2012年には63,321人と、数字で見ると明らかに増加傾向にあるのがわかります。」(前述サイトより)

ま、データが少々古いですが。
別のサイトによると2014年の女性看護師数が101万2811人、男性看護師は7万3968人とあった。
これらデータが正確であれば、確かに男性看護師は増加傾向ではある。
女性看護師数とケタが違うのはまあ致し方ないところか。

前記サイトが挙げている「男性看護師が少ない理由」は次の通り。

「看護師=女性のイメージが強い」
「女性患者さんの対応」
「異性とのコミュニケーション」

理由としては、何と言っても「看護師=女性のイメージが強い」が大きいでしょうな。
そもそも「白衣の天使」という言葉もあったわけだし。
しかし「天使」というもの、もともと「性別がない」という属性なのでは・・・というお話はさて置くが。

「女性患者さんの対応」というのは確かにあるけれど、現に男性看護師が増えているのだし、対応は可能だろう。

「異性とのコミュニケーション」はつまり女性の多い職場に少数の男性がいてコミュニケーションはどうかという話だが、それはまあ同性だけの職場でもコミュニケーションが取れない場合もあるし、これまた克服可能な課題だろう。

ちなみに理学療法士協会のサイトを見ると、
 ↓
http://50th.japanpt.or.jp/trend/

理学療法士の男女比については次のように記されている。

「1966年に110名で出発した本会は、2013年時点で90,000名を超える会員が所属する団体となりました。現在でも理学療法士の有資格者のうち約80%が本会に所属しています。当初は9割が男性だった男女比は現在では約6:4に。女性も大いに活躍できる医療専門職となっています。」

こちらはかつて男性中心だったんですね。
A病院は女性の活躍がとても目立っている。
興味深い。

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コメント 2

(。・_・。)2k

それぞれの性別に合った職業があるということですね
野球も女子プロができても運営が成り立たなかったように
やはり 性差別をしなかったとしても成り立たなければ
その職業に就く人は減るんじゃないでしょうか

by (。・_・。)2k (2019-09-07 02:02) 

ニッキー

確かに看護師=女性、理学療法士=男性のイメージが
あります^^
女性患者さんだとやっぱり色々と男性看護師に手伝ってもらったりするには恥ずかしいと思う内容があるだろうし、
理学療法士の仕事は支えたりの力が必要な内容だから
男性の方が安心って思えたりもします(⌒-⌒; )
by ニッキー (2019-09-07 12:03) 

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