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●我が母(お母ちゃん)、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌427日目~惚れちまいそう、『ダイアモンドは傷つかない』の田中美佐子、惚れ惚れしちまう『終の信託』の大沢たかお。 [「言葉」による革命]

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と芸術の話題」

12月5日(金)手術後616日目 退院後426日目

田中美佐子主演の『ダイアモンドは傷つかない』を観たんですが、この映画では「新人」とクレジットされていたけれど、やったら魅力的ですね。
まあ台詞は棒読みですけどね。
相手役が大俳優山崎努だから田中美佐子の素人演技を補って余りある。
この映画で田中美佐子はとにかく容姿が魅惑的です。
顔もいい、長い髪も美しい、160㎝を超すプロポーションも抜群と・・・こりゃあ惚れちゃいますぜ!
プロポーション抜群といってもモデル的無機的な感じじゃなく、要するにフェロモンがとても強いと言いますか。
実に魅惑的です。
ところが田中美佐子のキャリアを見ると、映画は数えるほどしか出演していません。
やったらテレビドラマが多いですわ。
これだけの魅惑的田中美佐子がどうして映画ではあまり使われなかったか。
演技に問題があったかもしれないし、しかし当時の田中美佐子を追ってたなんてことないから分かりませんが、もったいなかったなと、キャリアを振り返ればそう思わざるを得ない。




わたしがごく最近まで『終の信託』を、周防正行監督のですが、観てなかったのはつまり、この映画の出演者がですね、主演女優草刈民代。
草刈民代は周防監督夫人ですわね。
そして男優陣が凄くって、役所広司、浅野忠信、大沢たかお、と。
この日本映画界の名優、大スターが一本の映画で一堂に会したことは後にも先にもなくて、しかしこの3人を相手に監督夫人というのは・・・しかも草刈民代、もともとはバレリーナ、『終の信託』までさほどの演技経験はなかったはずです。
(いくら夫人を愛しているからって、もともとバレリーナだった人の相手役として、これだけの男優陣を揃えるのはやり過ぎ、公私混同じゃねえか・・・)と鼻白んだという次第でして、それで最近まで未見だった。
わたしいささか心が狭いところがあったんですわ。
で、毎年18歳ですが(笑)、それでもいろいろ人生経験を積みまして、最近はやや心が広くなっている。
以前だったら、(こんなの観てやるもんか!)と切って捨てていた映画も観たり、あるいは音楽も聴いたりと、そんな新しい生活様式(笑)。
そんな流れで観ました、『終の信託』。
いや~観応え抜群!
人間ドラマとしてよく掘り下げられているし、全体のトーンがダークなのも好ましい。
草刈民代はさすがにやや硬い演技だったけれど、なにせ役所広司、浅野忠信、大沢たかおですから。
そして『終の信託』では大沢たかおの力がとにかく光りました。
被疑者となった草刈民代を追い詰める検事の役ですが、そのあくどいまでの迫力たるや目を瞠ったし、愉しんだ。

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ニッキー

草刈民代さん、『Shall we ダンス?』で見ました^^
そっかぁ、「終の信託」にも出てらっしゃるんですねぇ( ^ω^ )
男性俳優さんの顔ぶれが凄い(°_°)
邦画はあまり見ませんが、CATVで放送してたら
見てみようかな=(^.^)=
by ニッキー (2020-12-13 11:51) 

(。・_・。)2k

田中美佐子 大好きです
喋らなければ 演技は悪くないんでしょうけど
素の時の喋るのを聞いてると ちょっとちょっとちょっと
ってなるのかもしれないですね

by (。・_・。)2k (2020-12-13 12:21) 

hana2020

田中美佐子はTBSの緑山塾の出身、テレビドラマ「想い出づくり」は、毎週楽しみに見ていました。
あの頃の彼女は確かに可愛かったし、不良がかった役柄が似合いました。
「ダイアモンドは傷つかない」のヌードシーンは予告編を見ましたが、若さが溢れていて無駄なお肉などないスレンダーな身体が綺麗。相手役が山崎努なのは渋いです。
古尾谷雅人が好きで観た「丑三つの村」での田中美佐子の小さくて可愛い胸も印象的でした。この映画では五月みどり、池波志乃と言った熟女のきわどいシーンもありましたけれど。
それなのに、年齢を重ねて見苦しくなるのは誰にでも等しく訪れることに・・・数年前のドラマ「激流〜私を憶えていますか?」での、お布団から肩だけ露出した彼女を見てつくづく思わされました。肌の汚さばかり目について、老化って怖いと感じてしまったから。。

周防正行監督の「終の信託」は確かに実力者ぞろいの男優陣が素晴らしいです。
「Shall we ダンス」がきっかけとなって結婚されたお二人。
私も監督が自分の奥さんを主役にって、安直すぎて好みません。
それでも周防正行監督作品で加瀬亮主演の「それでも僕はやってない」での検察と司法の問題点の提起。一度逮捕されたら真実など個人の力での及ばないところへいってしまう辺りの怖さが描かれて見ごたえを感じました。
加瀬亮は先日ご紹介されていた「ベル・カント」でも好演していたようですし、そうかと思えばおバカドラマ「SPEC」では別人になってしまうし、今後も楽しみな俳優の一人と感じています。
出演者の魅力、ストーリーにも興味があります、「終の信託」は観てみますね。
by hana2020 (2020-12-13 16:06) 

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