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●末尾ルコ かつて語ったイザベル・アジャニ― 1 [「言葉」による革命]

わたしはかつて、フランスの女優イザベル・アジャニーを「世界最高の美女」と信じていました。
イザベル・アジャニーの名を一躍轟かせた『アデルの恋の物語』を鑑賞したのは、そのころまだ高知にもあっあ名画座でした。
かつて高知市旭町にあった名画座では何度か『アデルの恋の物語』を観ました。
ビデオデッキなんか普及してなかったですからね。
封切で観られなかった映画、過去の名作などは名画座頼りでした。
名画座での鑑賞はフィルムが傷だらけの場合もしょっちゅうで、作品の最初から終わりまで、「雨が降り続け」のことも珍しくなかったです。
「雨が降る」って分かりますか?
フィルムに傷があるので、画面の上から下まで、無数の細かな白い線が流れる現象です。
そんな状態の鑑賞は、名画座であれば織り込み済みなので、別に腹が立つこともなかった。


タグ:映画 アート
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